ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

写真は、G. cardenasianum ( 光琳玉 ) JO 604 です。
フィールド No. のついたものは少ないと思います。

G. cardenasianum(光琳玉)はギムノの人気種で、
いろんなタイプが市場に出廻っています。
強刺の選抜品が品評会にもよく出品されます。

この JO 604 は従来あるタイプとあまり変わらないように見えます。
やや細く長い刺です。

G. cardenasianum は、1953 年に F. Ritter 氏により
ボリビアの Carrizal(カリザル)で発見され、
FR 88 の FN (フィールドNo.)で、ドイツのウィンター商会
より発表されたものです。

G. bayrianum ( バイリアナム ), G. spegazzinii ( 天平丸 )に近い種です。
亜種に ssp. armatum ( アルマツㇺ )があります。

ボリビアの 2500m前後の高地に産します。 



180607--Sany0042--cardenasianum--JO 604--3km north of Carrizal 2550m--Bercht seed 2714 (2014)
Gymnocalycium cardenasianum  JO 604
3km north of Carrizal ,Tarija, Bolivia, 2550m
( Bercht seed 2714 (2014))
( 光琳玉    JO 604 )





2018.06.10 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. armatum
(= G. cardenasianum ssp. armatum [AGG] )
(= G. cardenasianum [G. Charles])
(= G. cardenasianum fa. armatum )
(= G. spegazzinii ssp. armatum)

光琳玉の亜種とされるアルマツムですが、
春の成長が一段落したところで写真を撮りました。

接木で早く大きくしたものは別にあるのですが、
今回は正木で育ててきた分で、
一人前になるにはまだ2、3年かかりそうです。

ボリビアの Tarija (タリハ)州の Pichu (パイチュ)産が
ssp. armatum (アルマツム)とされています。

少し離れた Tomayapo (トマヤポ) 産のものは、
研究者によって、アルマツムとされることもあり、
アルマツムと光琳玉の中間タイプとされることもあり、
光琳玉の一タイプとされることもあります。

今回の写真は全て Paichu 産で、
直刺があまり曲がらずに突き出す感じのものです。





180607--Sany0021-armatum--JO 129.1--Paichu Centrro--Bercht seed 2356 (2014)
Gymnocalycium armatum  JO 129.1
Paichu Centrro、Tarija, Bolivia
( Bercht seed 2356 (2014))
( アルマツム    JO 129.1 )


180607--Sany0023--armatum--VS 579--Paichu Centro Tarija Bolivia--ex Eden IB19655--
Gymnocalycium armatum  VS 579
Paichu Centrro、Tarija, Bolivia
( (ex) Eden )
( アルマツム    VS 579 )



180607--Sany0027--armatum--VoS 074--Paichu Centro--Bercht seed 2358 (2014)
Gymnocalycium armatum  VoS 074
Paichu Centrro、Tarija, Bolivia
( Bercht seed 2358 (2014))
( アルマツム    VoS 074 )


180607--Sany0029--armatum--HTH 105--Paichu--Piltz seed 5811(2013)
Gymnocalycium armatum  HTH 105
Paichu Centrro、Tarija, Bolivia
( Piltz seed 5811 ))
( アルマツム    HTH 105)



180607--Sany0031--armatum--LB 3466--Paichu Centro--Bercht seed 2357(2014)
Gymnocalycium armatum  LB 3466
Paichu Centrro、Tarija, Bolivia
( Bercht seed 2357 (2014))
( アルマツム    LB 3466 )






2018.06.08 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. carminanthum
(= G. oenanthemum ssp. carminanthum [AGG])
(= G. oenanthemum [G. Charles])

写真はは赤花の G. carminanthum ( カルミナンサム )です。
近い種にG. oenanthemum (純緋玉)、G. tillianum (チリアナム)
があります。

AGGはこの種を G. oenanthemum (純緋玉)の亜種としています。
大きな分類をする G. Charles はG. oenanthemum のみを種と認めて、
G. carminanthum, G. tillianum はこれに含めています。

G. carminanthum ( カルミナンサム )は赤い花が魅力ですが、
刺も強いものが多く、この点でも楽しめます。

変種のモンタナム(v. montanum)は、
基準種のG. carminanthum (カルミナンサム)に対して、
より小さな胴体、より青い肌色、より小さな花、
胴体から突き出す刺 などが特徴とされます。

Catamarca (カタマルカ)州の、
Sierra Ancasti (アンカスティ山脈)の産で、
基準種に比べて高地に自生します。
変種名は(山地性の) を意味します。






Sany0155--carminanthum--BKS 113--Los Angeles Catamarca--Piltz seed 3074
Sany0157---carminanthum--BKS 113--Piltz seed
Gymnocalycium carminanthum     BKS 113
Los Angeles, Sierra Ambato, Catamarca, Arg.
(カルミナンサム   BKS 113 )





Sany0066--carminanthum v montanum--SL 35a--Los Angeles Catamarca 2600m--Bercht seed 1484(2007)
Gymnocalycium carminanthum v. montanum     SL 35a
Los Angeles, Sierra Ambato Catamarca, 2600m, Arg.
(カルミナンサム (変種) モンタナム   SL 35a )






2018.06.04 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. tilcarense
(= G. saglionis ssp. tilcarense [AGG])
(= G. saglionis [G. Charles])

チルカレンセの花とつぼみの写真です。
新天地系に特有の丸いつぼみです。

あまり使われていないようですが、
新世界の和名があります。

この種はG. saglionis (新天地)の亜種とされています。
アルゼンチンでは最北の 州である、
Jujui (フフイ)州の Tilcar(ティルカル)近辺に自生します。

基準種のG. saglionis (新天地)が Salta (サルタ)州
から南の方向に広い範囲で自生しますが、その北端より
さらに北に離れた地域が産地です。

この種は C. Backeberg(バッケベルグ)が
G. saglione v. jujuyense,
その後 G. saglione v. tilarense 、
さらにその後に新属の Brachycalycium tilcarense
と名称を与えたことでも有名な種です。
この新しい属は全く賛同が得られませんでした。

基準種の新天地に比べて大きな差はないように見えます。

基準種に比べて、刺が多いイメージがあり、
縁刺、中刺とも本数が多い。

産地の古い株は円柱状になっていて、
径は35㎝までですが、
高さは80㎝のものもあると云われています。



180518a--Sany0187--saglionis ssp tilcalense--RF 229--Maimar before Tilcar--ex Eden IB 18357 (2012)
180518--Sany0188--tilcarense--RF 229--Eden IB 18357
180518--Sany0136-tilcarense--RF 229
Gymnocalycim saglionis ssp. tilcarense RF 229
Maimar before Tilcar, Jujuy, Arg.
( チルカレンセ       RF 229 )







2018.05.19 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
Gymnocalycium pflanzii ssp. dorisiae ( ドリシアエ )

G. pflanzii ssp. dorisiae [AGG]
(= G. pflanzii [G. Charles])

G. pflannzii (天賜玉) の亜種のドリシアエ の花が
初めて咲きました。
径3cmほどの小さな花です。

G. pflannzii (天賜玉)はボリビアの低地の産ですが、
この亜種は 基本種の産地より大きく西へ離れた
2000m以上の高地に産します。

この STO 1004 はボリビアのタリハ州の
Rio Paichu (リオパイチュ)、標高 2300m の産です。
G. cardenasianum (光琳玉)の産地に近いところです。

基本種との差異としては、
古くなると短円柱状になること、
頭頂部に黒い新刺が密生すること、
花が小さいことなどが挙げられています。

花が基本種に比べて小さいことが
今回確認できました。
他の点は、まだ若いせいか、
はっきりわかりません。

G. Charles(チャアールス) の著書では、
基本種と大差ないとしてG. pflanzii に含めています。





Sany0048--pflanzii ssp dorisiae--STO 1004--Rio Paichu Tarija 2300m Bolivia--Amerhauser seed (2009)
Gymnocaycium pflanzii ssp. dorisiae  STO 1004
Rio Paichu 2300m, Tarija, Bolivia
(H. Amerhauser seed)
( ドリシアエ STO 1004 )



Sany0147--pflanzii v dorisiae--STO 1004--Rio Paichu 2300m Tarija Bolivia--Amerhauser seed (2009)
Gymnocaycium pflanzii ssp. dorisiae  STO 1004
Rio Paichu 2300m, Tarija, Bolivia
(H. Amerhauser seed)
( ドリシアエ STO 1004 )












2018.05.11 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |