ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

G. armatum
(= G. cardenasianum ssp. armatum [AGG] )
(= G. cardenasianum [G. Charles])
(= G. cardenasianum fa. armatum )
(= G. spegazzinii ssp. armatum)

この秋の時期にアルマツム(JO 974.2)の花が咲きました。

写真のJO 974.2、LB 3466, VoS 74 は全て産地が
Paichu Centro (パイチュセントロ)です。

G. armatum の産地は、他に Tomapayo, Rio Tarija Puno
などがありますが、Paichu Centro 以外の産地のものは、
研究者によっては、G. cardenasianum (光琳玉)との中間タイプとか、
G. cardenasianum (光琳玉)の一タイプされることがあります。

G. armatum (アルマツム )は、
AGG はG. cardenasianum (光琳玉)の亜種としています。
G. Charlese(チャールス)の本では光琳玉と同種になっています。
G. spegazzinii (天平丸)の亜種ととする研究者もあります。

この種は G. cardenasianum (光琳玉)の発見者の F. Ritter が
1963年に光琳玉に近縁でより強刺の種として発表したものです。

1980年になって、G. cardenasianum (光琳玉)ともに、
独立した種として学術記載しています。

その後、多くの人の産地調査にもかかわらず、
再確認されずに時間が経過しました。

欧州にもたらされた僅かな資料からは、
光琳玉との違いはほとんどないとも云われてきました。

数十年を経た2001年になって、
F. Ritter 氏の記述に合うものが再発見され、
その後数ヵ所の自生が確認されて、
最近では多くのFNの種子が市販されています。

産地の写真を見ますと、光琳玉に比べて、
胴体が扁平で少し小型であり、
長く黒っぽい直刺が突き出すように出ているものが
多く見られます。

より小さな花、より大きな種子 ―― といった特徴も
記されています。





Sany0134--armatum--JO 974.2--Paichu Centro Tarija Bolivia--Bercht seed 2917 (2013)
Gymnocalycium armatum   JO 974.2
Paichu Centro, Tarija, Bolivia
(Bercht seed 1892(2012)) 
( アルマツㇺ       JO 974.2 )



Sany0146--armatum--LB 3466--Paichu Centro--Bercht seed 2357(2014)
Gymnocalycium armatum   LB 3466
Paichu Centro, Tarija, Bolivia
(Bercht seed 2357(2014)) 
( アルマツㇺ     LB 3466  )



Sany0149--armatum--VoS 74--Paichu Centro--Bercht seed 2929 (2013)
Gymnocalycium armatum   VoS 074
Paichu Centro, Tarija, Bolivia
(Bercht seed 2929(2013)) 
( アルマツㇺ      VoS 074  )





2017.10.19 10:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

写真は、G. cardenasianum ( 光琳玉 ) JO 604
の実生苗です。
原種の光琳玉は余り見かけません。

G. cardenasianum(光琳玉)はギムノの人気種で、
いろんなタイプが市場に出廻っています。
強刺の選抜品が品評会にもよく出品されます。

G. cardenasianum は、1953 年に F. Ritter 氏により
ボリビアの Carrizal(カリザル)で発見され、
FR 88 の FN (フィールドNo.)で、ドイツのウィンター商会
より発表されたものです。

G. bayrianum ( バイリアナム ), G. spegazzinii ( 天平丸 )
に近い種です。
亜種に ssp. armatum ( アルマツㇺ )があります。

ボリビアの 2500m前後の高地に産します。 






Sany0048--cardenasianum--JO 604--3 km south of Carrizal 2550 m bolivia--Bercht seed 2714 (2014)
Gymnocalycium cardenasianum       JO 604
3km south of Carrizal,  2550m, Bolivia
( Bercht seed 2714 (2014))
( 光琳玉        JO 604  )








2017.10.15 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. ochoterenae v. polygonum
(= G. ochoterenae [AGG])

以前に G. ochoterenae(武勲丸) の変種とされていた
v. polygonum, v. varispinum, v. tenuispinum は、
今では基準種の変異の中に含まれるとして、
G. ochoterenae と同種とされています。

自生地では同じ地域に 基準種とこれらのタイプが
混ざって生えているそうです。

Backeberg(バッケベルグ)の時代では、
産地の情報が十分に伝えられず、
これらを変種としたのもやむを得なかったかと思われます。

この v. polygonum(ポリゴナム )については、
刺の長短、多少などいろんなタイプがありました。

写真は特に人気のあった短曲刺のタイプです。
最初の三点が同じ系統です。
最後の二点は別の系統で、最近見かけなくなったタイプです。



Sany0052--polygonum--ex Matsumra--mishou 2013
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )





Sany0172--polygonum--ex Matumura
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )




Sany0045--ochoterenae v polygonum--ex matumura mishou
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )




02110901-polygonum.jpg
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )




01111101-polygonum.jpg
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )









2017.10.13 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. horridispinum
(= G. monvillei ssp. horridispinum [AGG])
(= G. horridispinum ssp. horridispinum [G. Charles])

写真は G. horridispinum ( ホリディスピナム )の開花です。
濃いピンクの花です。
秋の花は少し小さいようです。

ギムノの花は多くが 4~6 月ですが、秋になってからも
ぽつぽつ咲くものがあります。

種名は(恐ろしい刺)の意で、長い多数の直刺を突き出します。
刺が大して太くないのですが、硬くて曲がらず、
植え替えの時は取扱いに苦労します。

縁刺も突出していて、どれが中刺か判別しにくいですが、
4本の中刺とされています。

G. monvillei(モンビレイ)、
G. achirasense (アチラセンセ)に近い種です。

古くなると、柱状に成りがちです。




Sany0021--horridispinum--ex Eden 13507
Gymnocalycium horridispinum
( ホリディスピナム      (旧来品) )









2017.09.29 08:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

G. ferrarii [AGG]
(= G. glaucum ssp. ferrarii [G. Charles])
(= G. mucidum v. ferrarii [J. Piltz])

この種は G. glaucum(グラウカム)に近い種ですが、
これより少し小型で、径 9cm までとされます。

AGG は独立した種としていますが、
G. Charles はG. glaucum(グラウカム)の亜種としています。
G. glaucum(グラウカム)の異名同種とされたこともあります。

J. Piltz は(AGGのG. glaucum )をG. mucidum としており、
Piltz の種子リストではこの種は G. mucidum v. ferrarii
になっています。

肌色は灰色がかった明るい青緑色で、時に紫色を帯びます。

産地は G. glaucum(グラウカム)より少し南で、
La Rioja (ラリオハ)州の Mazan(マザン)の近辺に産します。
種名は人名に由来します。



Sany0195--ferrari--ex Uhlig
Gymnoalycium ferrarii
( ex) Uhlig (2007)
( フェラリー         (ex) ウーリッヒ)




Sany0021--ferrari--P 136--Mesa seed 466.082
Gymnoalycium ferrarii         P 136
Estanzia Mazan, La Rioja 1000m, Arg.
( Mesa seed 464.082 )
( フェラリー           P 136 )


Sany0099--ferrarii--JO 124--Udpinango LR--ex Eden 16120
Gymnoalycium ferrarii         JO 124
Udpinango, La Rioja 1000m, Arg.
( フェラリー          JO 124)


Sany0192-mucidum v ferrarii--Piltz seed 3543
Gymnoalycium ferrarii
(Piltz seed 3543)
( フェラリー             (ピルツ種子 3543 実生) )






2017.09.25 10:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |