ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ


Gymnocalycium paraguayense aff. (daryuu-maru ) (蛇竜丸 )


蛇竜丸はG. denudatum (デヌーダタム)に比べて、
こぶ隆起が大きく突出し、こぶ隆起の下の横溝が深い、
花首が短いといった点で異なります。

また、わずかにカーブするほぼ直線状の刺で、
海王丸のように刺が大きく湾曲すこることはありません。

これらの特徴からパラグアイ産の
G. paraguayense(パラグアイエンセ)の近縁で、
絶滅したらしいと云われる種の一つと考えられています。

写真の2点は津田蛇竜として入手したものです。
津田宗直氏栽培の有名な蛇竜丸に似た、
こぶ隆起の特に大きなタイプにこのような名称をつけて
販売されたものと思われます。





Sany0013--tuda daryuu-- Sany0015--tuda daryuu-kansai--
Gymnocalycium paraguayense aff.    (daryuu-maru )
(蛇竜丸 (津田蛇竜)                (旧来品)  )





Sany0009--tuda daryuu--
Sany0012--tuda daryuu--
Gymnocalycium paraguayense aff.    (daryuu-maru )
(蛇竜丸 (津田蛇竜)                (旧来品)  )








2016.01.20 11:43 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
Gymnocalycium megalothelon cv. ( 海王丸 )

海王丸はギムノの指折りの人気種ですが、
最近は巻き上がるようなタイプが多い中で、
刺が胴体に密着した、やや古いタイプを
取り上げています。

最初の写真は6稜で、短い曲刺が密着する
タイプです。
シンプルな外観で、大事にしているものです。

二番目の写真は、(堀田純正海王丸)の名称で、
いただいたもので、古くから名古屋にあった、
堀田千草園から出たものと思います。
交配の進む前の古いタイプかと思います。









SANY0032--kaiou--ex kikaku sha 
Gymnocalycium megalothelon cv.    (kaiou-maru)
( 海王丸   (旧来品) )




160104--Sany0017--horita junsei kaiou--ex Shimada-2
160104--Sany0018--horita junsei kaiou--ex shimada-2
Gymnocalycium megalothelon cv.    (kaiou-maru)
( 海王丸   (旧来品) )








2016.01.06 09:41 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
天王丸は古くからよく栽培されてきた種ですが、
由来が不明です。
原種にも、ヨーロッパの古くからの栽培品の中にも、
これに該当する種が見当たりません。

学名として G. denudatum v. argentinense
が当てられていましたが、分類関係の文献に
この名称は現在用いられていません。

明らかにG. denudatum (デヌーダタム)に近い種ですが、
この系統はブラジル産がほとんどです。
アルゼンチン産は一種だけで、
G. angelae (アンゲラエ)がありますが、
全く似ていません。

G. denudatum (デヌーダタム)に対しては、
花首が短いこと、種子が非常に大きいこと、
古くなると胴体がかなり大きくなること、
根際の地中から仔吹きすること、
などが違いとして挙げられます。

G. denudatum (デヌーダタム)と同様に、
刺座の下のこぶ隆起が少なく、
刺座の間の横溝もほとんどありません。







Sany0050--shimamura tennou--ex kameyama
Sany0052--shimamura tennou---
Gymnocalycium denudatum aff.     (tennou-maru)
( 天王丸(島村天王丸)   (旧来品) )

和歌山の著名な栽培家であった島村貞吉氏の名を冠する天王丸です。
アレオーレの下のふくらみが好まれます。


Sany0048--mihoya tennou--ex Moriyama
Sany0046--mihoya tennouーーex Moriyama
Gymnocalycium denudatum aff.     (tennou-maru)
( 天王丸(三保谷天王丸)   (旧来品) )

著名な栽培家であった三保谷南雪氏の名を冠する天王丸です。
刺が多いのが特徴で、7~9本あります。

Sany0044--tennou--ex outuka
Gymnocalycium denudatum aff.     (tennou-maru)
( 天王丸          (旧来品) )

たびたび登場している、黄緑色の天王丸です。
知り合いの実生ですが、当方に来た時は普通の色だったように思います。
いつの間にかこんな色になりました。
いまのところ、花も咲かず、仔吹きもしていません。


Sany0059--tennou--ex nishi
Gymnocalycium denudatum aff.     (tennou-maru)
( 天王丸          (旧来品) )

だいぶ汚れていますが、古い天王丸です。
若い時はたいてい5稜ですが、古くなると7~8稜になります。



2015.08.06 10:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. oehmeanum
(= G. multiflorum [AGG])

この種は、絶滅したらしいとされる、
G. multiflorum (ムルティフローラム)
の関連のパラグアイ産ギムノの一つです。

G. multiflorum (ムルティフローラム)
G. ourselianum(オウルセリアナム)
G. oehmeanum(オエメアナム)

これらの各種は、古い時代にパラグアイから欧州に輸入され、
実生を繰り返して長く栽培されてきたものが残っていますが、
近年産地で確認できず、絶滅したらしいとされています。

G. Charles の本では、これらの種は産地で自生を確認できず、
種として認めないとしています。

AGG 分類では、このG. oehmeanum(オエメアナム)を、
G. multiflorum (ムルティフローラム)の異名同種としています。





Sany0056--oehmeanum--Koehres seed
Sany0058--oehmeanum--Koehres seed
Gymnocalycium oehmeanum              
(Koehres seed  )
 (  オエメアナム            (Koehres 種子 実生))


Sany0099--oehmeanum--Piltz seed 2481
Gymnocalycium oehmeanum              
(Piltz seed  2481)
 (  オエメアナム            (Piltz seed  2481 実生))


Sany5552-oehmeanum-tutiya.jpg
Gymnocalycium oehmeanum               
 (  オエメアナム            (旧来品) )




2015.07.19 10:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
Gymnocalycium paraguayense aff. ( 雲竜 (unryuu))


先日紹介した雲竜のカキ仔を角鉢に寄せ植えしていましたが、
だいぶ大きくなり、一斉に開花しました。
底紅の白花です。

雲竜はモンビー玉の一つつのタイプと考えています。
ピカ玉、竜卵の名前で作られて来たものがありますが、
これらも同様にとみられます。

モンビー玉やこれと同種とみられる各種の学名ですが、
G. praguayense (パラグアイエンセ)そのものか、
あるいはこれに近い種と考えています。



コピー ~ 150430--Sany0138--unryuu--
Gymnocalycium paraguayense aff.    (unryuu)
( モンビー玉 (雲竜)       (旧来品) )






2015.05.08 10:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |