本日は、Gymnocalycium marianae ( マリアナエ ) の赤い花です。
赤花のギムノとして 、G. baldianum (緋花玉)があり、よく普及しています。
アルゼンチン、Catamarca (カタマルカ)州に産します。
比較的近い地域で、これに似た外観の赤花のギムノが数件発表されていますが、
これらの種はその後の多くの研究者により、G. baldianum と大差ないとされ、
G. baldianum (緋花玉)の異名同種とされてきました。
1990年代になって、 AGG(Arbeitgruppe Gymnocalycium)による、
詳細な文献調査、産地調査が行われ、その結果、
G. baldianum (緋花玉)とは別の種と認定されたものに、
G. schreiteri ( シュレイテリ )、G. raineri (ライネリ),
G. marianae(マリアナエ) があります。
また、G. baldianum (緋花玉)の変種とされたものに、
G.baldianum v. sanguiniflorum(サングイニフロラム)があります。
このG. marianae ( マリアナエ )は、
G.baldianum v. sanguiniflorum(サングイニフロラム)
と同じとする研究者も多くあるようです。

Gymnocalycium marianae
M 422
( Piltz seed 7613(2018) )
( マリアナエ M 422 )
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2023.06.01 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) |
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