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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。また、ギムノ各種の写真をインスタグラム
  上げて行きますので、これもご利用ください。 -
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Gymnocalycium marianae ( マリアナエ ) 
の M 442 の赤い花が咲きました。

これら苗は2018年のピルツ種子の実生です。

赤花のギムノの代表に G. baldianum (緋花玉)があり、
よく普及しています。
アルゼンチン、Catamarca (カタマルカ)州に産します。

古い時代に、比較的近い地域で、
これに似た外観の赤花のギムノが数件発表されていますが、
これらの種はその後の多くの研究者により 、
G. baldianum と大差ないとされ、
G. baldianum (緋花玉)の異名同種とされてきました。

1990年代になって AGGによる詳細な文献調査、産地調査が行われ、
G. baldianum (緋花玉)とは別の種と認定されたものに、
G. schreiteri ( シュレイテリ )、G. raineri (ライネリ),
G. marianae(マリアナエ) があります。

また、
G. baldianum (緋花玉)の変種とされたものに、
G.baldianum v. sanguiniflorum(サングイニフロラム)
があります。

このG. marianae ( マリアナエ )は、
G.baldianum v. sanguiniflorum(サングイニフロラム)
と同じとする研究者も多くあるようです。






220525--DSC_3321--marianae--M 422--Piltz seed 7613 (2018)

Gymnocalycium marianae M 422
north-west Los Gutierrez, catamarca, Argentina
( Piltz seed 7613 (2018) ).
( ギムノカリキウム属 マリアナエ      M 422  )




220525--DSC_3330--marianae--M 422--Piltz seed 7613(2018)

Gymnocalycium marianae M 422
north-west Los Gutierrez, catamarca, Argentina
( Piltz seed 7613 (2018) ).
( ギムノカリキウム属 マリアナエ      M 422  )





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2022.05.26 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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