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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ


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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。また、ギムノ各種の写真をインスタグラム
  上げて行きますので、これもご利用ください。 -
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本日は小型種のG. uehbelmannianum ( ユーべルマニアナム )の開花です。
先が尖らない黄白色の花弁の、ギムノの中でも特異な花です。

220511--DSC_3054--uebelmannianum--mesa seed


220511--DSC_3055--uebelmannianum--Mesa seed 491.4

Gymnocalycium uehbelmannianum
( Mesa seed 491.4 )
( ギムノカリキウム属 ユーべルマニアナム    (メサ種子実生) )



本種は G andreae( 黄蛇丸 )、 G. baldinum( 緋花玉 )に近い種とされています。

本種の産地は、上記のの二種の産地の
アルゼンチン(Cordoba 州、Catamarca州)から遠く離れており、
La Rioja(ラリオハ)州の Sierra Velasco (ベラスコ山脈)
の2200~2800m の高地で、周りにカクタスのない、ごく限られた地域です。

一般的に白花、淡黄花ですが、ピンク花が知られています。
最初の数年は白花で、その後ピンク花になる例があるそうです。
一つの種で、白花、黄花、ピンク花があるのは例がないようです。

花弁は先が広くなり、尖らない。
この花弁の形状は他に例がないように思います。

産地では、径60mmまでの小型種で、側芽を出さない、
扁平な球形状とされていますが、
栽培品は背高く育っているもの多い。
明るい青緑肌で、細く短い白刺です。







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2022.05.12 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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