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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
本日の写真は、春らしくなって赤い新刺とつぼみをつけた、
G. mesopotamicum (メソポタミクム)です。


Gymnocalycium mesopotamicum
( mesa seed 470.2 )
( ギムノカリキウム属 メソポタミクム メサ種子実生 )

Gymnocalycium mesopotamicum P 241
Mercedes, Corrientes, 200m, Argentinaa
(Mesa seed 470.3 )
( ギムノカリキウム属 メソポタミクム P 241 )
この種は径4cm までの小型種で、仔吹きして群生します。
よく綴化しますが、綴化すると大きくなります。
種子が大きく、Macrosemineum 亜属に属します。
外観はあまり似ませんが、
G. paraguayense (パラグアイエンセ)に近い種です。
近年の分類では、種子の形状、花の構造が重視されます。
刺の形状や色などの外観は環境により変わり易いとされています。
ブラジルに国境に接する、アルゼンチンの北東部、
Corrientes (コリエンテス)州の、
Mercedes (メルセデス)近辺の、
岩石の散在する草地にに産します。
ギムノの少ない地域で、発見されたのは比較的新しく、1978年です。
アルゼンチンの植物学者 R. Kiesling (キースリング)博士の発見です。
産地の写真を見ると、背の低い草の中に
芝生状に群生しています。
濃緑のツヤ肌で、よく仔吹きします。
白花です。
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2021.03.23 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) |
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