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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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G. carolinense ssp. ludwigii [AGG]
(= G. carolinense [G. Chales] )
(= G. andreae ssp. carolinense )
オランダの Ludwig Bercht ( ベルヒト ) 氏が亡くなったとの、
報せが入り、これについては既に3月7日の記事に書いています。
ベルヒト氏は1980年代から、アルゼンチン、パラグアイなどの産地を調査し、」
多くの新しい種、タイプを供給してくれました。
また、最近まで毎年、産地情報の明確な種子リストを発行して来ました。
ギムノカリキウムに特化したネット雑誌(on-line journal)の、
Schuetziana ( シュエツィアーナ )の本年弟1号が出ていますが、
これにVolker Schaedlich ( シェドリヒ )氏による、
Ludwig Bercht ( ベルヒト ) 氏追悼の記事が出ています。
この記事にも書かれていますが、
学名に Ludwig Bercht ( ベルヒト ) 氏の名の入ったギムノに、
Gymnocalycium berchtii
Gymnocalycium carolinense ssp. ludwigii
があります。
本日はこの Gymnocalycium carolinense ssp. ludwigii
( カロリネンセ(亜種)ルドウィヒー ) の写真をあげました。
G. carolinense (カロリネンセ) は、
G. andreae(黄蛇丸)、G. bruchii ( 羅星丸 )に近い種ですが、
どれも早春の花で、この時期つぼみが上がっています。
この亜種( ルドウィヒー)は、産地では径 2㎝ までで、仔吹きしないが、
栽培では 6cm まで大きくなり群生すると、されています。
この他、基本種に対して、刺が多い(11~14本)、花が大きい、
子房部が長い、カブラ状の根が極端に長い、
種子形態が異なる、などの説明があります。
部分的にピンク色の入った白花です。
この亜種は、L. Bercht (ベルヒト)氏と、G. Neuhuber (ノイフバー)氏が。
1989年の、アルゼンチンのサンルイス州の調査行で発見したとされています。
Ludwigi Bercht 氏のフィールド No. である、 LB 1423 の ssp. luswigii です。

Gymnocalycium carolinense ssp. ludwigii LB 1423
Sierra El Portezuelo , San Luis, Arg.
(ex) Eden
( カロリネンセ(亜種)ルドウィヒー LB 1423 )
Gert Neuhuber 氏のフィールド No. である、 GN 162-442 の ssp. luswigii です。

Gymnocalycium carolinense ssp. ludwigii GN 162-442
Sierra de Portezuelo , San Luis, Arg.
(ex) Eden
( カロリネンセ(亜種)ルドウィヒー GN 162-442 )
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2021.03.19 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) |
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