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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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本日は蛇竜錦です。
これは蛇竜丸の黄斑になります。
毎年のことですが、3月も中旬になり、
ピンク色の、小さなつぼみが見えてきました。
開花は4月になると思います。
蛇竜丸は以前は ギムノの定番でした。
相当古くから栽培されてきた種です。
(古くからというのは、戦前、昭和の初め頃からでしょうか )
津田蛇竜、永岡蛇竜などの著名な栽培家の名を冠した、
鑑賞上人気のタイプが多くつくられてきました。
蛇竜丸は近年産地で見つからない種で、
絶滅種か、古い時代の交配種と考えられます。
(近年というのは、多くの人が産地を探索するようになった、
1970年以降くらいをみています。)
蛇竜丸は G. denudatum (デヌーダタム)の学名が
当てられていたことがありますが、
現在では、パラグアイ産のG. paraguayense (パラグアイエンセ)
の近縁種と考えられています。
刺はゆるやかにカーブし、南ブラジル産のデヌーダタムのように強く曲がる
ことはありません。また、アレオーレの下のコブ隆起が目立ちます。


Gymnocalycium paraguayense aff. varieg. ( daryuu-nishiki )
( ギムノカリキウム属 蛇竜錦 (斑物ギムノ) )
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