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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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ギムノに新刺の出る季節になりました。
本日は 白い粉を吹く、小型のギムノ、
Gymnocalycium berchtii ( ベルクティー )の新刺の写真です。
この時期の G. berchti は冬期の成長しない時期を経て、
全面的に白っぽくなっており、
成長期に見られる、稜の間の新成長部の鮮やかな色が
ありません。
本種は径 60mmまでの小型種で、仔吹きしません。
多くが灰色の肌に黒っぽいい刺をつけます。
紫肌、黒肌、緑肌もあり、黄白刺もあります。
同じ FN の中でも変化が見られます。
アルゼンチンの、 San luis(サンルイス)州北部の、
岩石の散在する草原に産します。
この種は 1989 年に、Gert Nneuhuber ( ノイフーバ― )氏と、
Ludwig Bercht ( ベルヒト ) 氏が San luis(サンルイス)州を、
調査した時に発見したものです。
その後、Gert neuhuber 氏 が、 Ludwig Bercht 氏 に因んで、
G. berchtii ( ベルクティー )を記載しています。
最初の写真は、 Ludwig Bercht 氏のフィールド No. で、LB 4362 のベルクティーです。


Gymnocalycium berchtii LB 4362
3 km north of Santa Rosa Conlara, San Luis, 583 m, Argentina
(Bercht seed 2474 (2015))
( ギムノカリキウム属 ベルクティー LB 4362 )


Gymnocalycium berchtii VS 161
Chanares, San Luis, 800m, Argentina
(Koehres seed)
( ギムノカリキウム属 ベルクティー VS 161 )
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2021.03.10 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) |
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