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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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本日は灰白色の肌に黒い刺が魅力の、
Gymnocalycium esperanzae (エスペランザエ)です。
最初に発表された時は、最近のギムノの新種は大同小異が多い中で、
この種は違う、素晴らしいと云われました。
産地の写真を見ると、コピアポアのような灰白色の肌に黒い刺で,
魅力的な外観ですが、栽培ではなかなか白くなってくれません。
産地の写真は、著作権の関係で、転載を控えていますが、
Google の画像検索で、Gymnocalycium esperanzae で検索すると多数出てきます。
G. prochazkianum ( プロチャズキアナム ),
G. berchtii ( ベルクティー ) などは
普通に栽培していて灰白色になるものが多いのですが、
この G. esperanzae (エスペランザエ)は白くなりません。
産地の写真も、鑑賞上好まれるものを選んで撮っており、
白いものはそんなに多くないのかも知れません。
白い粉(ブルーム、果粉)が出るように、
用土にシリカを加えたり、少し酸性側にしたり、白い粉を吹く柱に接木したり、
日射の強弱など、いろいろやってみましたが、うまく行っていません。
ネットで見ると、チェコ、ロシアなどの栽培品も
白いものは少ないようです。
わずかにある白いものが、栽培法の工夫によるのか、
産地から入れたものか、わかりません。
この写真の3点は、わづかながら白い粉(ブルーム)の出たものです。
その他の大部分は全く白い部分がありません。
実生苗で入れたものですが、2012年実生の記録があり、ずいぶん成長がおそいです。

Gymnocalycium esperanzae Tom 09-436.1
west of Nuevo Esperanza, La Rioja, Argentina
((ex) Milenaudisio)
( ギムノカリキウム属 エスペランザエ Tom 09-436.1 )

Gymnocalycium esperanzae Tom 09-436.1
west of Nuevo Esperanza, La Rioja, Argentina
((ex) Milenaudisio)
( ギムノカリキウム属 エスペランザエ Tom 09-436.1 )

Gymnocalycium esperanzae MM 1257
east of Corral de Isaac, La Rioja, Argentina
( Bercht seed 3547 (2013))
( ギムノカリキウム属 エスペランザエ MM 1257 )
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2021.03.08 09:00 | Castellanosiana(剣魔玉他) |
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