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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。

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G. mostii ssp. ferocious [AGG]
(= G. castellanosii ssp. ferocius [G. Charles])
(= G. ferocior )
(= G. ferox v. ferocior)
(= G. ferox)
(= G. hybopleurum v. ferocior)

写真は原種のフェロシオールです。

国内の呼び名はフェロシオールが一般的ですが、
応天門の和名が用いられることもあります。

学名は以前は ferocior でしたが、ラテン語の文法の関係から、
ferocious に変更されています。
和名はフェロシオールのままにしています。

中刺のないものを、ferox としていますが、
種としては同じものです。

この種はギムノの指折りの人気種で,
白い強刺のいろんなタイプが栽培されています。
品評会にもよく出品されます。

以前は G. hybopleurum(碧巌玉) の変種とされていました。
Backeberg (バッケベルグ) が G. hybopleurum v. ferosior
としていたもので、永らくこれに従っていました。

AGG はこの種を G. mostii (紅蛇丸)の亜種としています。
一方、G. Charles (チャールス)らは、種子の形態から
G. castellanosii (剣魔玉)の亜種ととしています。



次の写真は、まだ径6 cm ですが、強刺の見事な親株があり、その種子を実生した、
小さな苗をいただいたものです。それからもう3年になります。
291124--DSC_8153--ferosior--.jpg
291124--DSC_8155--ferosior--ex takeuchi tanaka mishou
Gymnocalycium mostii ssp. ferocior     
( フェロシオール           (旧来品)   )



次は原種で、メサガーデン種子の実生の STO 866 です。
実生から10 年以上になります。
201124--DSC_8156--ferocior--ferocior--STO 866--Mesa seed 468.87
Gymnocalycium mostii ssp. ferocior      STO 866
Agua de Ramon, Cordoba , Arg.

(Mesa seed 468.87)
( フェロシオール           STO 866   )



次は少し古い写真になりますが、STO 498.1 です。
140919--Sany0048--ferox--STO 92-498-1--W of Las Charas Cordoba--ex Eden 14476 (2007)
Gymnocalycium mostii ssp. ferocior      STO 498.1
west of Las Charas, Cordoba , Arg.

( (ex) Eden )
( フェロシオール           STO 498.1   )









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2020.11.25 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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