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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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G. mostii ssp. ferocious [AGG]
(= G. castellanosii ssp. ferocius [G. Charles])
(= G. ferocior )
(= G. ferox v. ferocior)
(= G. ferox)
(= G. hybopleurum v. ferocior)
写真は原種のフェロシオールです。
国内の呼び名はフェロシオールが一般的ですが、
応天門の和名が用いられることもあります。
学名は以前は ferocior でしたが、ラテン語の文法の関係から、
ferocious に変更されています。
和名はフェロシオールのままにしています。
中刺のないものを、ferox としていますが、
種としては同じものです。
この種はギムノの指折りの人気種で,
白い強刺のいろんなタイプが栽培されています。
品評会にもよく出品されます。
以前は G. hybopleurum(碧巌玉) の変種とされていました。
Backeberg (バッケベルグ) が G. hybopleurum v. ferosior
としていたもので、永らくこれに従っていました。
AGG はこの種を G. mostii (紅蛇丸)の亜種としています。
一方、G. Charles (チャールス)らは、種子の形態から
G. castellanosii (剣魔玉)の亜種ととしています。
次の写真は、まだ径6 cm ですが、強刺の見事な親株があり、その種子を実生した、
小さな苗をいただいたものです。それからもう3年になります。


Gymnocalycium mostii ssp. ferocior
( フェロシオール (旧来品) )
次は原種で、メサガーデン種子の実生の STO 866 です。
実生から10 年以上になります。

Gymnocalycium mostii ssp. ferocior STO 866
Agua de Ramon, Cordoba , Arg.
(Mesa seed 468.87)
( フェロシオール STO 866 )
次は少し古い写真になりますが、STO 498.1 です。

Gymnocalycium mostii ssp. ferocior STO 498.1
west of Las Charas, Cordoba , Arg.
( (ex) Eden )
( フェロシオール STO 498.1 )
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2020.11.25 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) |
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