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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。

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Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii [AGG]
(= Gymnocalycium marsoneri ssp. megatae [G. Charles])


Gymnocalycium anisitsii ssp.( 翆晃冠(亜種)ホルデイー )


Gymnocalycium anisitsii (翆晃冠)の亜種として、
2002年に記載された種です。
亜種名の holdii は人名に因ります。

基本種の翆晃冠が古くなると柱状になるのにに対して、
この亜種は扁平球形状で, 径 70 ~ 100mm です。
弾力性のある、時にねじれた、胴体に沿う長い刺が
特徴とされています。

最初の写真の VoS 03-034 は、黄色の長い曲刺が球体を
覆っています。
2018年の V. Schaedlich( シェドリヒ )種子の実生で、
キリンウチワ実生接ぎを経て、昨年春自根にしたものです。
この春に白い花が咲いています。

この種はボリビア、San Jose(サンホセ)地区の産で、
日のよく当たる草地に多いようです。



200915----anisitsii ssp holdii--VoS 03-034--VoS seed (2017)
Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii   VoS 03-034
EL Tinto, Santa Cruz, Bolivia
( V. Schaedlich seed (2018))

( ギムノカリキウム属 翆晃冠(亜種)ホルディー  VoS 03-034 )






次は2018年種子の実生です。長い黄刺がカーブするタイプです。
201118--DSC_8083--holdii.jpg
Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii   VoS 03-034
EL Tinto, Santa Cruz, Bolivia
V. Schaedlich seed (2017)

( ギムノカリキウム属 翆晃冠(亜種)ホルディー  VoS 03
 -034 )





2018年種子の実生ですが、白い刺が出ています。
黄刺が一般的で、白刺が少ないのかどうかわかりませんが、他の2株は黄刺です。
201118--DSC_8079---holdii.jpg
Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii   VoS 03-034
EL Tinto, Santa Cruz, Bolivia
V. Schaedlich seed (2017)

( ギムノカリキウム属 翆晃冠(亜種)ホルディー  VoS 03-034 )






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2020.11.21 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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