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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。

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Gymnocalycium stenopleurum [AGG]
(= Gymnocalycium stenopleurum [G. charles])
(= Gymnocalycium friedrichii v. stenopleurum [() V. Schaedlich ])


本日の 写真は G. stenopleurum ( ステノプレウラム )です。

この種は G. friedrichii ( 牡丹玉 ) に近い種です。

 G. friedrichii ( 牡丹玉 ) の径 9cm までに対して、
この種は
径 12cm まで(径 15cmの例もあり)、
G. friedrichii ( 牡丹玉 ) の 1~3本の刺に対して、
この種は5本刺です。
ざらざらした表皮は共通です。


良く知られた、F. Ritter(リッター)の1963 年の見で、
種子がウインター商会から販売されたそうです。




次の2件は、V. Schaedlich 氏の種子で、キリンウチワ接ぎを経て、実生2年目です。
径 3cm くらいです。
201108--DSC_7988--friedrichii v stenopleurum--VoS 06-249--VoS seed (2019)
Gymnocalycium stenopleurum      VoS 06-249
Cerro Leon, Alto Paraguay,  261m, Paraguay
( V. Schaedlich seed )
( ギムノカリキウム属 ステノプレウラム  VoS 06-249 )




201108--DSC_7993--friedrichii v stenopleurum--VoS 16-2138
Gymnocalycium stenopleurum      VoS16-2138
Cerro Leon, Alto Paraguay,  260m, Paraguay
( V. Schaedlich seed )
( ギムノカリキウム属 ステノプレウラム  VoS 16-2138 )







次の写真は、L. Bercht (ベルヒト) 氏の種子で、実生から10年になります。
時間がかかり過ぎですが、多分植え替え不足のせいと思います。径8cm。
190823--DSC_3012--stenopleurum--LB 3207--bercht seed 2407(2009)--
Gymnocalycium stenopleurum    LB 3027
Cerro Leon, Alto Paraguay, 200m, Paraguay
(Bercht seed) 
( ギムノカリキウム属 ステノプレウラム  LB 3027 )









次は小苗で入れたもので、推定になりますが、実生から15年くらいです。
径 12cm ですが、これが最大径なのか、この3年ほどは全く大きくなっていません。
春には成長点付近に白い綿毛を出し、花を咲かせますが、新刺は出ません。
下部に側芽を出し、側芽は少し成長します。
201108a--DSC_7977--stenopleurum--LB.jpg
Gymnocalycium stenopleurum    LB 2188
Cerro Leon, Alto Paraguay, Paraguay
(ex) Eden )
( ギムノカリキウム属 ステノプレウラム  LB 2188 )



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2020.11.10 09:00 | その他 | トラックバック(-) | コメント(0) |
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