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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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G. catamarcense f. belense [AGG]
(= G. pugionacanthum [G. Charles])
写真はG. catamarcense(カタマルケンセ、碧巌玉)の
一タイプで、 f. belense (ベレンセ)とされている種です。
f. または fa. は(品種)を意味し、(変種)の下のレベルです。
種、亜種、変種、品種の順になります。
G. catamarcense(カタマルケンセ)は、
以前は G. hybopleurum とされ、
碧巌玉の和名で栽培されてきた種です。
f. belense (ベレンセ)は、
アルゼンチンのCatamarca(カタマルカ)州の、
Belen(べレン)近郊の岩の多い山地に産します。
中刺は無く、刺座の左右に刺が櫛状に出ます。
産地の写真では強刺の見事なタイプが多く見られます。
産地の写真は特に強い刺のものを選んで撮っていることも
考えられますが、実生からも結構強刺が出ています。
古い時代に碧巌玉として栽培されていたものの中にも、
このタイプが混ざっていたかも知れません。


Gymnocalycium catamarcense f. belense JO 818.1
Huafin, Catamarca, 1850m, Argentina
(( ex) Eden)
( ギムノカリキウム属 碧巌玉(品種)ベレンセ JO 818.1)

Gymnocalycium catamarcense f. belense P 73A
south Capillitas、Catamarca, Argentina
(( ex) Eden)
( ギムノカリキウム属 碧巌玉(品種)ベレンセ P 73A )
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2020.11.08 09:30 | Microsemineum(紅蛇・天平他) |
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