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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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本日は、Gymnocalycium gibbosum varieg. ( 九紋竜錦 ) です。
Gymnocalycium gibbosum. ( 九紋竜 )の黄斑ですが、
(史進)の名称も用いられています。
この(史進)が何に由来するのか、検索してみました。
史進は、明代の中国で書かれた長編小説の水滸伝で、
物語の一番最初に登場する人物である。
長身の美丈夫で、肩・ 腕・胸に九匹の竜の刺青があり、
(これを九紋竜という)、江戸の人々に人気があった。
浮世絵の画題や、凧の絵柄に用いられた。
ギムノの古い時代につけられた和名には、
由来のわからないものもありますが、
今回、史進、九紋竜の由来らしきものが出てきました。
古くからギムノをやられている方はご存じのことかも知れませんが。
なお、Gymnocalycium gibbosum. ( 九紋竜 ) は、
Genus Gymnocalycium (ギムノカリキウム属) の中で
もっとも古く記載された種で、ギムノの代表種とされています。
産地はアルゼンチンの南部で、
Buenos Aires〔ブエノスアイレス〕, La Pampa(ラパンパ),
Rio Negro(リオネグロ), Chubute(チュブート)
の各州になります。
ギムノの中では一番南の産地で、寒さには強い種です。
写真の史進はプラ鉢より球体が相当大きくなっています。
長い間植え替えをしておらず、それでもきれいな姿を見せており、
丈夫な種です。

Gymnocalycium gibbosum varieg.
( ギムノカリキウム属 九紋竜錦 (斑物ギムノ))
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