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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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Gymnocalycium guanchinense 〔AGG〕
( = Gymnocalycium rhodantherum 〔G. Charles〕)
ガンキネンセの上向きにカーブした長い刺が目につき、
写真を撮りました。
この名称で古くから、わりと多くつくられてきた種です。
AGG は近くに産する G. rhodantherum (ロダンテラム) とは
別種としています。
G. Charles (チャールス)のギムノの本では、
G. guanchinense ( ガンキネンセ )の種名は見当たりません。
この種を近い地域に産する、G. rhodantherum (ロダンテラム)
に含めています。
成球になるに従い、長刺を密生してきます。
花は、葯が濃赤色の白花です。
アルゼンチンの、La Rioja(ラリオハ)州、
Sierra Famatina ( ファマティナ山脈 ) 一帯に産します。
近い地域の G. rhodantherum(ロダンテラム) に似ますが、
G. rhodantherumが古くなっても扁平であるのに対して、
この種は長球状で、古くなると短円柱状になります。
より長く、上に向かう刺、短い子房部を持つ花、
種子の形状などで異なるとされます。

Gymnocalycium guanchinense VS 36
Los Tambilos , La Rioja, Arg. 1600 m
((ex) Milena (2012))
(ギムノカリキウム属 ガンキネンセ VS 36 )

Gymnocalycium guanchinense Tom 12-651.1
R 40 0.5km east Puerto Alegre, 1435m, La Rioja, Arg.
( Bercht seed 3127 (2014) )
( ギムノカリキウム属 ガンキネンセ Tom 12-651.1 )
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2020.10.30 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) |
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