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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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(= G. spegazzinii [G. Charles] )
本日はは天平丸の変種プ二レンセです。
記載時の記述では、9本にまでなる、短く、
胴体に密接する刺、幅の狭い立った稜が特徴とされています。
アルゼンチン、サルタ州の La Punilla (ラ プニラ)で、
発見された変種です。
Salta(サルタ)州の限られた地域に産します。
最初の写真は JPR 95-171-527 ですが、
短い刺が胴体に密接し。種の記述と良く合っています。
この短刺のタイプを増やしたいと思っていますが、
天平は仔吹きせず、一本しかないため、
やむ無くホルモン剤で強制的に仔吹きさせました。
このホルモン剤は原液のまま塗ると奇形が出易く、
今回は2倍希釈で塗りました。
うまく出ているようです。

Gymnocalycium spegazzinii v. punilense JPR 95 -171.527
El obelisco, Salta, Argentina
((ex) Mileaudisio)
( ギムノカリキウム属 天平丸(変種)プ二レンセ JPR 95 -171.527 )
次の2枚は最近出てくる長刺のタイプです。
これでこれで良いのですが、最初の記述と合いません。
調査を進めて行くと、記載時の特徴から少し離れたタイプが
地続きで発見されるのは、よくあることかも知れません。

Gymnocalycium spegazzinii v. punilense Tom 081.1
El Obelisco, Salta, 1566m, Argentina
((ex )Eden )
( ギムノカリキウム属 天平丸(変種)プ二レンセ Tom 081.1 )

Gymnocalycium spegazzinii v. punilense JPR 95-171-527
near El Obelisco, Salta, Argentina
((ex ) Milenaudisio )
( ギムノカリキウム属 天平丸(変種)プ二レンセ Tom 081.1 )
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2020.08.21 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) |
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