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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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Gymnocalycium denudatum ssp. angelae [ AGG]
(= Gymnocalycium angelae [ G. Charles]
写真は G. angelae ( アンゲラエ )で、
G. denudatam ( デヌーダタム )に近縁の種です。
G. denudatam ( デヌーダタム )の系統は
ほとんどが南ブラジル産ですが、
この亜種だけが国境の西側でアルゼンチン産です。
一株に成長点付近から赤茶色の損傷が出てきたことを、
この3月にこのブログに書きました。
最初の写真のように、ダニの被害とは様子が違います。
根がどうかと思い、抜いてみましたが、異常はありません。
表皮の赤茶色の損傷が下の方まで来ています。


その後、5月ごろには成長点から側面下部まで、
全ての表面が茶色になりました。
これをそのまま普通に栽培していたところ、最近なって
成長点付近から緑色の部分が出ていることに気付きました。
これが次の写真です。

このまま成長させれば、全体が緑色になっていくものと思います。
これはピルツ種子実生の親株のカキ仔ですが、
親株が数年前に同様な損傷を受け、
同じような経過をたどっているからです。
次の写真はこの親株の損傷を受ける前のきれいな時のものです。
損傷を受けて、全体が茶色になった写真が残っていませんが、
二枚目はその損傷が少し下に回った時の写真です。
3枚目は親株の現在の姿で、茶色の損傷が
下に回って残っています。



Gymnocalycium denudatum ssp. angelae
Tores Cerros, Corrientes, Argentina
(Piltz seed 4975)
( ギムノカリキウム属 アンゲラエ ピルツ種子実生 )
この茶色になる現象が何なのかわかりません。
ここで思い出すのは、Graham Charlse (チャールス)のギムノの本で、
Gymnocalycium angelae の解説があり、
成育させるのが難しく、よく枯死すると書かれていることです。
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2020.08.02 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) |
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