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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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本日はG. friedrichii (牡丹玉 )の斑入り種の緋牡丹の花です。
G. friedrichii (牡丹玉 )の斑入りを緋牡丹錦、全斑を緋牡丹と
呼んでいます。
写真は紫色に近い紫褐色の肌で、成長点付近が赤い緋牡丹です。
白にピンクの入ったきれいな花が咲いています。



Gymnocalycium friedrichii varieg. ( 緋牡丹 )
(ギムノカリキウム属 緋牡丹 )
緋牡丹は赤、オレンジ、ピンクなどの、鮮やかな単色の斑で、
三角柱接の形でヨーロッパで大量に消費されています。
消費されるというのは、栽培されることなく、装飾などに
使い捨てされ、毎年大量の需要があるようです。
緋牡丹は緋牡丹錦の栽培の過程で、日本でできたものです。
一時オランダの会社が投資して、静岡あたりで生産していましたが、
その後人件費の関係から生産が韓国、北アフリカに移り、
現在は韓国が大量に生産、輸出していると聞いています。
サボテンの栽培品の輸出量は韓国がトップで、
その大部分が緋牡丹のようです。
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