------------------------------------------------------------
サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、にギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
------------------------------------------------------------
Gymnocalycium berchtii [AGG][G. Charles]
本日は白い粉(ブルーム)を吹くことの多いベルクティーです。
今は白い粉の多い時期です。
本種は径60mmまでの小型種で、仔吹きしません。
多くが灰色の肌に黒い刺をつけます。
紫肌、黒肌、緑肌もあり、黄白刺もあります。
白い粉の多いものもあり、少ないものもあり、
全くないものもあります。
この種は、アルゼンチンの、 San luis(サンルイス)州北部の、
岩石の散在する草原に産します。
最初の写真は白い粉は少ないですが、紫肌のタイプです。

Gymnocalycium berchtii Tom 384.1
north of Santa Rosa del Coniara, San Luis, Argentine
(Piltz seed 5396)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー Tom 384.1 )
次も黒っぽい紫肌のタイプです。

Gymnocalycium berchtii JS 153
Chanares, San Luis, Argentine
(Piltz seed 5396)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー JS 153 )
最も多い、グレイの肌に白い粉を吹くタイプです。

Gymnocalycium berchtii ST 1596
Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Eden)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー STO 1596 )
やや青い肌で、白コを吹くタイプです。

Gymnocalycium berchtii JS 153
Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Milena)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー JS 153 )
スポンサーサイト
2020.02.29 10:50 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) |
トラックバック(-) | コメント(0) |