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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri [AGG]
(= Gymnocalycium anisitsii v. volkeri )
(= Gymnocalycium stenopleurum [G. Charles])
赤い新刺が目につき、写真を撮りました。
翆晃冠、麗蛇丸の系統には新刺の赤いものがあります。
今はまだ緑肌ですが、冬期胴色に変色します。
この種は、稜に弱い横縞状の隆起があり、
外観が G. damsii(麗蛇丸) やG. friedrichii (牡丹玉)に
似たところがありますが、
花は G. anisitsii(翠晃冠)のタイプ で、
AGG はG. anisitsii(翠晃冠) の亜種としています。
南ボリビアの Santa Cruz(サンタクルツ)地区の
産です。


Gymnocalycium anisitsii v. volkeri VoS 039
San José de Chiquitos, south, Santa Cruz, 374 m, Bolivia
(Piltz seed 5659)
( ギムノカリキウム属 翆晃冠 (変種 ) ボルケリ VoS 039 )


Gymnocalycium anisitsii v. volkeri STO 1403
Los Chuvirus, Santa Cruz, Bolivia
( Mesa seed 456.4)
( ギムノカリキウム属 翆晃冠 (変種 ) ボルケリ STO 1403 )
サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri [AGG]
(= Gymnocalycium anisitsii v. volkeri )
(= Gymnocalycium stenopleurum [G. Charles])
赤い新刺が目につき、写真を撮りました。
翆晃冠、麗蛇丸の系統には新刺の赤いものがあります。
今はまだ緑肌ですが、冬期胴色に変色します。
この種は、稜に弱い横縞状の隆起があり、
外観が G. damsii(麗蛇丸) やG. friedrichii (牡丹玉)に
似たところがありますが、
花は G. anisitsii(翠晃冠)のタイプ で、
AGG はG. anisitsii(翠晃冠) の亜種としています。
南ボリビアの Santa Cruz(サンタクルツ)地区の
産です。


Gymnocalycium anisitsii v. volkeri VoS 039
San José de Chiquitos, south, Santa Cruz, 374 m, Bolivia
(Piltz seed 5659)
( ギムノカリキウム属 翆晃冠 (変種 ) ボルケリ VoS 039 )


Gymnocalycium anisitsii v. volkeri STO 1403
Los Chuvirus, Santa Cruz, Bolivia
( Mesa seed 456.4)
( ギムノカリキウム属 翆晃冠 (変種 ) ボルケリ STO 1403 )
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2019.12.01 09:30 | Schickendantziana(波光竜他) |
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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。
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G. delaetii [AGG]
(= G. schickendantzii ssp. delaetii [G. Charles])
写真はデラエティー(天主丸)ですが、
青い肌に赤っぽい新刺が出ているところを撮りました。
本種はG. schickendantzii (波光竜)に近い種です。
G. Charles (チャールス)の本では、
G. schickendantzii (波光竜)の亜種とされています。
胴体が半球状で、
G. schickendantzii (波光竜)に比べてより扁平、
稜がより広く、コブ隆起が丸みを帯びています。
G. schickendantzii (波光竜)の花は
側面上部から出ますが、
本種は側面下部から出ます。
ギムノの中では他に例がありません。
アルゼンチンの西北部の、
Saita(サルタ)州、Tucman(ツクマン)州に産します。
なお、G. delaetii の和名が天主丸とされていますが、
国内で古くから天主丸とされて来たものは、
G. schickendantzii (波光竜) であったように思います。


Gymnocalycium delaetii HV 833
San Roque, Salta, Argentine
( Bercht seed 2221(2009))
(ギムノカリキウム属 デラエティー HV 833 )
サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
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G. delaetii [AGG]
(= G. schickendantzii ssp. delaetii [G. Charles])
写真はデラエティー(天主丸)ですが、
青い肌に赤っぽい新刺が出ているところを撮りました。
本種はG. schickendantzii (波光竜)に近い種です。
G. Charles (チャールス)の本では、
G. schickendantzii (波光竜)の亜種とされています。
胴体が半球状で、
G. schickendantzii (波光竜)に比べてより扁平、
稜がより広く、コブ隆起が丸みを帯びています。
G. schickendantzii (波光竜)の花は
側面上部から出ますが、
本種は側面下部から出ます。
ギムノの中では他に例がありません。
アルゼンチンの西北部の、
Saita(サルタ)州、Tucman(ツクマン)州に産します。
なお、G. delaetii の和名が天主丸とされていますが、
国内で古くから天主丸とされて来たものは、
G. schickendantzii (波光竜) であったように思います。


Gymnocalycium delaetii HV 833
San Roque, Salta, Argentine
( Bercht seed 2221(2009))
(ギムノカリキウム属 デラエティー HV 833 )
2019.11.25 09:36 | Schickendantziana(波光竜他) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力して
います。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。
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Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri [AGG]
(= Gymnocalycium anisitsii v. volkeri )
(= Gymnocalycium stenopleurum [G. Charles])
G. anisitsii(翠晃冠) の亜種とされるボルケリですが、
2株そろって花をつけました。
弁先が淡いピンクの白花です。
春の花は三つそろって咲きましたが、
秋の花はひとつづつです。
この種は、稜に弱い横縞状の隆起があり、
外観が G. damsii(麗蛇丸) やG. friedrichii (牡丹玉)に
似たところがありますが、
花は G. anisitsii(翠晃冠)のタイプ で、
G. anisitsii(翠晃冠) の亜種とされています。
これから冬に入っていきますが、
胴体が徐々に赤っぽくなり、
1月ごろには赤銅色になります。
南ボリビアの Santa Cruz(サンタクルツ)地区に
産するギムノです。


Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri VoS 039
San José de Chiquitos, south, Santa Cruz, 374 m, Bolivia
( Piltz seed 5659 )
(ギムノカリキウム属 翠晃冠(亜種)ボルケリ VoS 039 )


Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri STO 1403
Los Chuvirus, Santa Crutz, Bolivia
( Piltz seed 456.4 )
(ギムノカリキウム属 翠晃冠(亜種)ボルケリ STO 1403 )
主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力して
います。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。
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Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri [AGG]
(= Gymnocalycium anisitsii v. volkeri )
(= Gymnocalycium stenopleurum [G. Charles])
G. anisitsii(翠晃冠) の亜種とされるボルケリですが、
2株そろって花をつけました。
弁先が淡いピンクの白花です。
春の花は三つそろって咲きましたが、
秋の花はひとつづつです。
この種は、稜に弱い横縞状の隆起があり、
外観が G. damsii(麗蛇丸) やG. friedrichii (牡丹玉)に
似たところがありますが、
花は G. anisitsii(翠晃冠)のタイプ で、
G. anisitsii(翠晃冠) の亜種とされています。
これから冬に入っていきますが、
胴体が徐々に赤っぽくなり、
1月ごろには赤銅色になります。
南ボリビアの Santa Cruz(サンタクルツ)地区に
産するギムノです。


Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri VoS 039
San José de Chiquitos, south, Santa Cruz, 374 m, Bolivia
( Piltz seed 5659 )
(ギムノカリキウム属 翠晃冠(亜種)ボルケリ VoS 039 )


Gymnocalycium anisitsii ssp. volkeri STO 1403
Los Chuvirus, Santa Crutz, Bolivia
( Piltz seed 456.4 )
(ギムノカリキウム属 翠晃冠(亜種)ボルケリ STO 1403 )
2019.10.24 09:47 | Schickendantziana(波光竜他) |
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サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii [AGG]
(= Gymnocalycium marsoneri ssp. megatae [G. Charles])
Gymnocalycium anisitsii (翆晃冠)の亜種として、
2002年に記載された種です。
翆晃冠に対して、扁平球形状、扁平に広がる根、
弾力性のある、時にねじれた、胴体に沿う長い刺が
特徴とされています。
写真の VoS 03-034 は、黄色の長い曲刺が球体を
覆っています。
2018年の V. Schaedlich( シェドリヒ )種子の実生で、
キリンウチワ実生接ぎを経て、今春自根化し、だいぶ
大きくなりました。
まだ未開花です。
この種はボリビア、San Jose(サンホセ)地区の産、
日のよく当たるところに多いようです。
紅緑丸の和名で知られるツカボセンセ(v. tucavocense)が、
AGG分類ではこの亜種の変種になっています。
Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii v. tucavocense

Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii VoS 03-034
EL Tinto, Santa Cruz, Bolivia
V. Schaedlich seed (2018)
( ギムノカリキウム属 翆晃冠(亜種)ホルディー VoS 03-034 )
2019.10.03 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) |
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サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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Gymnocalycium itatiquense [AGG]
(= Gymnocalycium eytianum )
花の少ない時期に、G. itatiquense が
たくさん白花をつけていたので、写真を撮りました。
肩咲きで、側面の上部に花をつけます。
この種が今頃花をつけるのかと、
過去の写真を見て見ましたが、6月、7月ばかりでした。
単に秋に写真を撮ってないだけかも知れませんが。
早春に花を咲かせる、羅星丸、黄蛇丸などは
年に一度の開花で、夏、秋に花を見ることはありません。
波光竜系は6月、7月の開花で、
これも他の季節に花を見ることはありません。
この種は以前は G. eytianum として栽培されていた、
メガタエ系の種です。
国内では エイチアナム、栄次丸の名称で栽培されてきました。
栄次丸の和名は、緋牡丹錦の作出で有名な、
紅波園の初代の渡辺栄次氏に由来します。
G. eytianum として栽培されてきた種に、
この種とは別の天賜玉系の種があります。
(国内では見たことががありませんが、
ヨーロパでは古くからあるようで、小苗が
販売されています。)
AGGは、真のG. eytianum(エイチアナム) は
(すなわちG. eytianum の原記載に記された種は)、
この種とは別の天賜玉系の種であるとの見解で、
この種を G. itatiquense として新らたに記載しています。
種名 の G. itatiquense はボリビアの産地 Itatiqui に由来します。
もっとも栽培の場では、G. eytianum、G. itatiqiense の
二つの名称が使われているのが現状です。
分類をやる人が名称を変えても、
それが販売の場、趣味栽培の場に伝わるには
相当な時間がかかります。
メガタエの系統で、扁平に育ち、円盤状になります。
ボリビアの産です。

Gymonocalycium itatiquense STO 969
east of Boyuibe, Santa Cruz, Bolivia, 885m
(Piltz seed 5027)
( イタチクエンセ STO 969 )
サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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Gymnocalycium itatiquense [AGG]
(= Gymnocalycium eytianum )
花の少ない時期に、G. itatiquense が
たくさん白花をつけていたので、写真を撮りました。
肩咲きで、側面の上部に花をつけます。
この種が今頃花をつけるのかと、
過去の写真を見て見ましたが、6月、7月ばかりでした。
単に秋に写真を撮ってないだけかも知れませんが。
早春に花を咲かせる、羅星丸、黄蛇丸などは
年に一度の開花で、夏、秋に花を見ることはありません。
波光竜系は6月、7月の開花で、
これも他の季節に花を見ることはありません。
この種は以前は G. eytianum として栽培されていた、
メガタエ系の種です。
国内では エイチアナム、栄次丸の名称で栽培されてきました。
栄次丸の和名は、緋牡丹錦の作出で有名な、
紅波園の初代の渡辺栄次氏に由来します。
G. eytianum として栽培されてきた種に、
この種とは別の天賜玉系の種があります。
(国内では見たことががありませんが、
ヨーロパでは古くからあるようで、小苗が
販売されています。)
AGGは、真のG. eytianum(エイチアナム) は
(すなわちG. eytianum の原記載に記された種は)、
この種とは別の天賜玉系の種であるとの見解で、
この種を G. itatiquense として新らたに記載しています。
種名 の G. itatiquense はボリビアの産地 Itatiqui に由来します。
もっとも栽培の場では、G. eytianum、G. itatiqiense の
二つの名称が使われているのが現状です。
分類をやる人が名称を変えても、
それが販売の場、趣味栽培の場に伝わるには
相当な時間がかかります。
メガタエの系統で、扁平に育ち、円盤状になります。
ボリビアの産です。

Gymonocalycium itatiquense STO 969
east of Boyuibe, Santa Cruz, Bolivia, 885m
(Piltz seed 5027)
( イタチクエンセ STO 969 )
2019.09.07 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) |
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