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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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Gymnocalycium bodenbenderianum [AGG (2014 ~)]
( = Gymnocalycium riojense [ AGG (~ 2013)]
( = Gymnocalycium bodenbenderianum [ G. Charles, Piltz])

国内でよく見られる 守殿玉は、
この bodenbenderianum (ボーデンベンデリアナム)
の一タイプと考えられます。

この種は主に アルゼンチンの La Rioja (ラリオハ) 州に産します。
以前はこの州名から Gymnocalycium riojense とされていました。
変種、亜種も含めて変異が大きく、いろんなタイプが見られます。
扁平に育ちます。


この種の学名は、途中で変更されたりして混乱しやすいので、
以前にも説明しましたが、繰り返しておきます。

AGG は、以前は(1991年より)この種を G. riojense (リオジェンセ)
としてきましたが、2014 年にこの種の名称を
G. bodenbenderianum (ボーデンベンデリアナム)に変更しています。

また、J. Piltz(ピルツ) はその種子リストで2005年より、
この種を G. bodenbenderianum(ボーデンベンデリアナム)としおり、
最近の変更はありません。

G. Charles(チャールス)もその著書 (2009年)で、 この種を
G. bodenbenderianum(ボーデンベンデリアナム)としています。

一方、国内で怪竜丸とされる種は、
従来 G. bodenbenderianum とされてきましたが、
現在ではG. basiatrum (バシアトラム)とされています。

AGG, J. Piltz 共にこれを G. bodenbenderianum としてきましたが、
2014 年にこの種の名称をG. basiatrum (バシアトラム)に
変更しています。

この G. basiatrum は、La Rioja (ラリオハ) 州の最南部、
Ulapes(ウラぺス)の近郊に産します。

上のような名称の変遷の結果として、
欧州の業者の種子販売リスト、実生苗の販売リストの種名も
経時的に変わってきているところもあり、
以前からの名称を続けているところもあり、注意が必要です。





190619a--DSC_2275--bodenbenderianum--P 402--Piltz seed 4328
Gymnocalycum bodenbenderianum   P 402
Salinas Grandes, Catamarca, Argentine. 400m     
( Piltz seed 4328 )
( ギムノカリキウム属 ボーデンベンデリアナム   P 402 ) 



190611--DSC_2164--bodenbenderianum--P 122--Piltz seed
190611--DSC_2169--bodenbenderianum--P 122--Piltz seed
Gymnocalycum bodenbenderianum   P 122
Recreo, La Rioja, Argentine. 500m     
( Piltz seed 4263 )
( ギムノカリキウム属 ボーデンベンデリアナム   P 122 ) 


190611--DSC_2126--riojense--Tom 06-130-1--ex milena
Gymnocalycum bodenbenderianum   Tom 06-130.1
((ex) Milena)
( ギムノカリキウム属 ボーデンベンデリアナム   Tom 06-130.1 ) 




190612--DSC_2125--riojense--LB 1204--Piltz seed 3157
Gymnocalycium bodenbenderianum   LB 1204
Candelaria, Catamarca, 620m, Argentine
( Piltz seed 3157.j
( ギムノカリキウム属 ボーデンベンデリアナム   LB 1204 ) 



190619--DSC_2277--riojense--STO 87-10-1--Salinas Antigua LR--ex Milena
Gymnocalycium bodenbenderianum   STO 87-10.1
Salinas Antigua, La Rioja, Argentine
( Piltz seed 3523)
( ギムノカリキウム属 ボーデンベンデリアナム   STO 87-10.1 ) 








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2019.06.22 09:40 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主として
フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと考えています。
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G. bodenbenderianum v. vertongenii [AGG]
(= G. riojense ssp. vertongenii  [AGG(~ 2013)]


G. bodenbenderianum v. vertongenii ( ヘアトンゲニー )ですが、
はじめて開花しました。
白花です。

この種は守殿玉の系統の中で、比較的新しい種です。
緑肌で茶色の刺ですが、守殿玉の系統ではあまり見ない色合いです。

種名は 発見者の H. Vertongen (ヘアトンゲン)氏に由来します。
この人はロビビアが専門と聞いていますが、
ギムノについても多くの新しい種、新しいタイプを
HV のフィールド No. で提供してくれています。

守殿玉の系統 (G. bodenbenderianum (= G. riojense ))は、
亜種、変種が アルゼンチンのLa Rioja (ラリオハ)州に広く分布しますが、
この種はこれらの産地から大きく西に離れた、
チリに近い 2250m の高地に産します。
ギムノを専門とする人があまり調査しない地域です。

種の説明を見ると、径 130mm まで、球形で、
肌色は成長期は灰緑色、休眠期は灰茶色、
刺は茶色で、胴体から突き出るとされています。





190527b--DSC_1820--vetongenii--HV 1438--Bercht seed 3812 (2014) 181021--Sany0034----riojense v vertongenii--HV 1438--Laguna Brava LR--Bercht seed 3812 (2014)
Gymnocalycium bdenbenderianum v. vertongenii    HV 1438
Laguna Brava, La Rioja, Arg.
(Bercht seed 3812(2014))
( ギムノカリキウム属 ヘアトンゲニー      HV 1438 )








2019.06.01 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。

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G. ragonesei f. roseiflorum
(= G. ragonesei 〔AGG〕)
(= G. ragonesii )


ラゴネシー(品種) ロセイフローラムのピンク色の
つぼみがだいぶ大きくなりました。

ラゴネシーの基準種は白花ですが、
この種は白い花弁の中筋、花底にピンク色が入ります。

つぼみは濃いピンク色です。
花軸全体が濃いピンク色のものと、
花軸が茶色で、鱗片がピンク色のものがあります。

この苗はチェコのJ. Jecminek (ジェクミネク)氏の種子の実生
です。
チェコで多く栽培されているようです。


190413--DSC_0934--ragonesei f roseiflorum--Jecminek seed X-2782-A (2013)
ragonesei f. roseiflorum
( Jecminek seed X-2782-A (2013))
( ギムノカリキウム属 ラゴネシー(品種) ロセイフローラム   Jecminek 種子実生 )




次の写真は普通のラゴネシーの P 18 です。
こちらの方は黒茶色のつぼみです。
190413--DSC_0936--ragonesei--P 18---Salinas Grandes Cordoba--Mesa seed 484.465
Gymnocalycium ragonesei       P 18
Salinas Grandes, Cordoba, Argentina
( Mesa seed 484.465 )
( ギムノカリキウム属 ラゴネシー  P 18 )






2019.04.20 09:15 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の各種の近況を紹介しています。

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Gymnocalycium vatteri
(= Gymnocalycium ochoterenae ssp. vatteri [AGG])
(= Gymnocalycium ochoterenae [G. Charles])

バッテリー はギムノの人気種のひとつで、
広く栽培されており、
強刺、曲刺、長刺、一本刺、無刺など、
様々なタイプが選抜育成されています。

この種はG. ochoterenae (武勲丸)に近い種です。
AGG 分類ではG. ochoterenae (武勲丸)の亜種
としています。

G. Charlse (チャールス)の本では
G. ochoterenae (武勲丸)の一タイプであるとし
G. ochoterenae (武勲丸)に含めています。
G. vatteri の種名はありません。

写真は原種のバッテリーで、 LF 96 です。
明るい青緑色の肌で、羅紗地のような、
落ち着いた色合いが魅力的です。

基本は三本刺ですが、産地でも一本刺が多く出ます

国内の選抜品は一本刺が多いようです。


190304--DSC_0403--ochoterenae ssp vateri--LF 96--CCB seed CB-011548
Gymnocalycium ochoterenae ssp. vatteri   LF 96
Las Rabonas, Cordoba, 900m, Arg.
( CCB seed CB-011548 )
( ギムノカリキウム属 バッテリー    LF 96 )




次も原種のバッテリーで、こちらは三本刺です。
少し武勲丸に近い感じです。

190304--DSC_0400--ochoterenae ssp vatteri--SL 9a--Dohnalik seed DS-010709
Gymnocalycium ochoterenae ssp. vatteri   SL 9a
Dique La Vina, Cordoba, Arg.
( Dohnalik seed DS-010709 )
( ギムノカリキウム属 バッテリー    SL 9a )




次は旧来品のバッテリーで、強い刺の一本刺です。
こういうタイプも、昔入った原種のバッテリーの実生と選抜を
繰り返す中で、出来上がったものでしょう。
あるいは、原種の中に強刺の特異タイプがあったのしょうか。
190220--DSC_0348--vatteri--.jpg
190220--DSC_0349--vatteri--.jpg
Gymnocalycium vatteri
( ギムノカリキウム属 バッテリー   (旧来品) )






2019.03.05 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の各種の近況を紹介しています。

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G. ochoterenae ssp. herbsthoferianum [AGG]
(= G. ochoterenae [G. Charles]

ギムノの人気種(バッテリー)が
G. ochoterenae(武勲丸)の亜種とされています。
-- G. ochoterenae ssp. vatteri --

もう一つの亜種として、
この ssp. herbsthoferianum があります。
長い亜種名は人名に由来します。

球状の短い子房をもつ花、
球体を包み込むように出る櫛状の刺、
などが特徴としてあげられています。

明るい青緑の肌に、白い大きなアレオーレと、
胴体に密着した白っぽい刺のきれいな種です。

写真でわかるように、刺の長短、曲刺ー直刺、刺色などに
変異があります。

武勲丸にしては縦長になりすぎた感がありますが、
順調に育ってきています。
新刺が出てきて、早く植え替えたいと思っています。




190220--DSC_0341--ochoterenae v herbsthoferianum--LB 386--Piltz seed
190220--DSC_0342--ochoterena v herbsthoferianum--LB 386--Piltz seed 3525
Gymnocalycium ochoterenae ssp. herbsthoferianum
LB 386       near Lujan, San Luis, Arg.     
(Piltz seed 3525)
( ギムノカリキウム属 武勲丸(亜種)ヘルブストフェリアナム    LB 386 )




190220--DSC_0344--ochoterenae v herbsthoferianum--LB 386--Beecht seed
190220--DSC_0345--ochoterenae v ferbsthoferianum--LB 386--
Gymnocalycium ochoterenae ssp. herbsthoferianum
LB 386       near Lujan, San Luis, Arg.     
(Bercht seed )
(  ギムノカリキウム属 武勲丸(亜種)ヘルブストフェリアナム   LB 386 )










2019.03.04 09:30 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜) | トラックバック(-) | コメント(0) |