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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の各種の近況を紹介しています。

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この種は径4cm までの小型種で、仔吹きして群生します。
綴化すると大きくなります。

この種は外観はあまり似ませんが、
G. denudatum (デヌーダタム))、
G. uruguayense(ウルグアイエンセ)に近い種です。
大きな種子で、Macrosemineum 亜属に属します。

近年の分類では、種子の形状、花の構造が重視されます。
刺の出方などの外観は環境により変わり易いとされてます。

ブラジルに国境を接する、アルゼンチンの東部、
Corrientes (コリエンテス)州の、
Mercedes (メルセデス)近辺の、
岩石の散在する草地にに産します。

産地の写真を見ると、背の低い草の中に
芝生状に群生しています。

この地域はカクタスの少ない地域で、
この種の発見は比較的新しく1978年です。




赤っぽい刺の、よく見かけるタイプです。
190309--DSC_0452--mesopotamicum--Piltz seed--ex houmei en
Gymnocalycium mesopotamicum   P 241
Mercedes, Corrientes, 200m, Arg.
 
( Piltz seed )
 ( メソポタミクム           P 241    )


黄刺タイプです。
190220--DSC_0352--mesopotamicum--LB 2298--Bercht seed
Gymnocalycium mesopotamicum   LB 2299 
( Bercht seed (2004))
( メソポタミクム             LB 2299    )








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2019.03.11 11:27 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の各種の近況を紹介しています。

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Gymnocalycium denudatum 〔AGG〕,〔G. Charles〕


1,2枚目の写真は、デヌーダツムの4稜タイプです。
濃緑のつや肌で、3本刺です。
成長点付近の刺座の綿毛が盛り上がってきました。

デヌーダツムは5稜が基本ですが、4稜、8稜があります。
4稜は少ないようで、他では見ません。

稜の間に副稜ができていますが、
その一つにアレオーレのようなものが見えてきました。
やがて5稜になるのかも知れません。

デヌーダツムは南ブラジル産です。
ギムノの中では、九紋竜に次いで古く記載された種です。



190220--DSC_0355--denudatum--GF 54--Bercht seed
190220-DSC_0356--denudatum--GF 54--Bercht seed
Gymnocalycium denudatum      GF 54
north of Torrinhas, Rio Grande do Sul, Brasil 
(Bercht seed)
( ギムノカリキウム属 デヌーダツム    GF 54 )



これは一般的な5稜タイプです。

190220--DSC_0359--denudatum--AH 368--Rio Grande do Sul brazil--cactus Hobby seed
Gymnocalycium denudatum  AH 368
Rio Grande do sul, Brazil
( Cactus Hobby seed )
( ギムノカリキウム属 デヌーダツム    AH 368 )




 
2019.02.25 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
Gymnocalycium buenekeri [AGG]
(= Gymnocalycium horstii ssp. buenekeri [G. charles])
(= Gymnocalycium horstii v. buenekeri)
(= Gymnocalyciumdenudatum v. buenekeri)

このギムノは 国内で聖王丸、ペンタカンサの和名でよく普及しています。

欧州で、Gymnocalycium denudatum v. pentacanthum (ペンタカンサム)
とされた時期があり、当初 (ペンタカンサム) の名称で輸入されたようです。
pentacanthum は5本刺を意味します。

近縁のギムノにG. horstii(ホルスティー) があります。
共にブラジル南部のリオ・グランデ・ド・スル地方の産です。

よく仔吹きします。
産地の写真では大群生が見られます。

チャールスの本では、この種は G. horstii(ホルスティー)の変種
とされています。
G. horstii(ホルスティー)は濃緑のツヤ肌で白花ですが、
G. buenekeri ( 聖王丸 )は、明るい緑色のツヤのない肌で、ピンク花です。

両種とも5稜が基本ですが、4稜のタイプが時々出現します。
ごく稀に実生から3稜が出ますが、少し成長すると5稜になります。



写真は原種の G. buenekeri  LB 584 で、L. Bercht (ベルヒト)氏の採集品です。
稜がとがらず、上から見ると丸いタイプです。
190123--DSC_0150--bueneckeri--LB 0584--ex Eden
190123--DSC_0149--bueneckeri--LB 584--Sao Francisco de Assis Rio Grande do Sul Brazil--ex Eden IB 14417(2007)
Gymnocalycium buenekeri     LB 584
Sao Francisco de Assis, Rio Grande do Sul,  Brazil
((ex) Eden)
( ギムノカリキウム属 聖王丸     LB 584)




次は5稜ですが、径13cm になります。
昨年も少し成長し、まだ大きくなる気配です。
今のところ増稜の様子はありません。
上から見るときれいな円形です。

190123--DSC_0140--seiou--ex yms 
190123--DSC_0142---seiou--ex yms 
Gymnocalycium buenekeri
( ギムノカリキウム属 聖王丸  (旧来品))




次の写真は、径14㎝、8稜の聖王丸です。
もとは5稜でしたが、だいぶ大きくなってから増稜しました。
もう15年くらいi栽培しています。
よく成長はしていますが、径は大きくならず、根元に縮んでいきます。

190123--DSC_0137--seiou--ex yms 
190123--DSC_0139-seiou maru--ex yms 
Gymnocalycium buenekeri
( ギムノカリキウム属 聖王丸  (旧来品))


次の写真は四稜タイプです。
径9㎝になり、複稜ができていますが、
今のところは増稜はしないようです。
190123--DSC_0144--seiou--ex yms 190123--DSC_0143--seiou--yms.jpg
Gymnocalycium buenekeri
( ギムノカリキウム属 聖王丸  (旧来品))





次の写真は最も一般的な五稜タイプで、よく仔吹きします。
最も大きいもので径7.5 cm 、
鋭稜タイプで、上から見ると五角形です。
190123--DSC_0146--seiou maru-ex hashimoto 
190123--DSC_0148--seiou maru--ex hashimoto 
Gymnocalycium buenekeri
( ギムノカリキウム属 聖王丸  (旧来品))







2019.01.25 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
毎年のことですが、まだ1月というのに、
G. paraguayense ( パラグアイエンセ )に
ピンク色の蕾がついています。

パラグアイエンセは数株ありますが、
これだけが毎年早い時期に蕾をつけます。
開花するのは4月に入ってからになります。

パラグアイエンセにごく近いとみている、
旧来品のモンビー玉も数株ありますが、
まだまだ蕾は見られません。

この種に近い種に G. fleischerianum (蛇紋玉)がありますが、
これにも蕾は見られません。

この蛇紋玉は、G. Charles (チャ―ルス)氏のギムノの本では、
G. paraguayense (パラグアイエンセ)と一タイプとされ、
この種に含ませています。


190108--DSC_0143--paraguayense--P 447--Piltz seed190108cc--DSC_0143--paraguayense--P 447--Piltz seed
Gymnocalycium paraguayense    P447
Cerro Pero, Cordillera, Paraguay
(Piltz seed )
(パラグアイエンセ          P 447)







2019.01.09 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. angelae
(= G. denudatum ssp. angelae [AGG])
(= G. angelae [G. charles])


デヌーダタムの仲間の、
G. denudatum ssp. angelae ( アンゲラエ )ですが、
最初の写真は3年ほど前のもの、
次の写真が現在の姿です。

今年はひどく茶色に汚れてしまいました。
根に異常は無いのですが、
成長点から離れた表面が変色するのは
何が原因でしょうか。

成長点付近から淡茶色に変色するのは
ダニによる場合が多いのですが、
これはよくわかりません。

G. Charles ( チャールス) のギムノの本、
Gymnocalycium in habitat and culture では、
最初にこの種の解説が出ています。

この中で、このアンゲラエはギムノの中で、
唯一栽培のむつかしい種である、と書かれています。
産地では、最低温度 10℃、年中水分が保たれる、
とあります。

写真の株はピルツ種子の 2006 年の実生ですが、
特に特別な扱いはすることなく、
実生から順調に大きくなり、数本の仔が出ました。

ギムノの仲間に、栽培困難ということはないという話を
いていたところ、自分のところではやはりうまく育たない
という話があり、この仔株を提供しました。
その後も順調でしたが、今年は突然こういうことになりました。

G. denudatum(デヌータタム)のグループは
大部分が南ブラジル産ですが、
この亜種だけがアルゼンチン産で、
ブラジルに隣接する Corrientes (コリエンテス)州
に産します。もっとも 国境からわずかにアルゼンチン側に
入ったところですが。 



151005--Sany0204--angerae--Tres Cerros--Piltz seed 4975
181227--DSC_0024--angelae--.jpg
Gymnocalycium angelae   
Tres Cerros, Corrientes, Arg.
( Piltz seed 4975)
(  アンゲラエ     ( Piltz 種子 4975 実生))








2018.12.28 09:30 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |