FC2ブログ

ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

-------------------------------------------------------------------------
サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
-------------------------------------------------------------------------


Gymnocalycium berchtii [AGG][G. Charles]


本日は白い粉(ブルーム)を吹くことの多いベルクティーです。

先日は G. esperanzae(エスペランザエ) が、産地の写真では
白い肌が多いのに、栽培では白くならないという話をしました。

この G. berchtii (ベルクティー)と
G. prochazkianum (プロチャズキアナム)とは、
栽培でも大部分が白い肌になります。

本種は径60mmまでの小型種で、仔吹きしません。
多くが灰色の肌に黒い刺をつけます。
少数ですが、黒肌、緑肌もあり、黄白刺もあります。

白い粉の多いものもあり、少ないものもあり、
全くないものもあります。

白くなっているものは、三年以上自根できたものです。
実生してキリンウチワに接いだものが、相当数ありますが、
黒っぽい肌色にならず、緑色をしています。
白い粉は全くつきません。
台木のキリンウチワを除いて、自根で育成し様子を見ています。

この種は、アルゼンチンの、 San luis(サンルイス)州北部の、
岩石の散在する草原に産します。



190712--DSC_2656--berchtii--VS 161--Koehres seed
Gymnocalycium berchtii      VS 161
(Koehres seed)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー   VS 161 )


190712--DSC_2691--berchtii--VS 161---Koehres seed
Gymnocalycium berchtii      VS 161
(Koehres seed)

(ギムノカリキウム属 ベルクティー   VS 161 )



190712--DSC_2658--JO 787-1--Los Chanares SL--ex Eden IB 21966(2012)
Gymnocalycium berchtii      JO 787-1
Los Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Eden)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  JO 787-1  )



190714--DSC_2712--berchtii--Tom 384--N of Santa Rosa del Coniara R23 SL--ex milena (2015)
Gymnocalycium berchtii      Tom 384
north of Santa Rosa del Coniara, R23, San Luis, Argentine
((ex) Milena)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  Tom 384  )



190714--DSC_2716--berchtii-JS 153--Chanares SL--ex Milena
Gymnocalycium berchtii      JS 153
Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Milena)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  JS 153  )



次の二つは紫肌に白い粉を吹くタイプです。
紫肌のタイプは品評会に出すと人気があります。
調べてみると、ほぼすべてのFNの中に紫肌が出ています。
紫肌のみというFN(フィールドNo.)はないようです。
190712--DSC_2693--berchtii--JS 153--ex Milena
Gymnocalycium berchtii      JS 153
Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Milena)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  JS 153  )




190714--DSC_2723--berchtii--GN 158-418--Los Chanares SL--ex Eden
Gymnocalycium berchtii     GN 158-418
Los Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Eden)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  GN 158-418 )


次は黒っぽい肌で、白い粉を吹かないタイプです。
上記のものと同じ環境に置いていますが、白くなりません。

DSC_2714--berchtii--GN 158-418--Los Chanares SL--ex Eden
Gymnocalycium berchtii     GN 158-418
Los Chanares, San Luis, Argentine
((ex) Eden)
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  GN 158-418 )



次は黄白刺のタイプです。これも白い肌になりません。
種子リストでは (yellow spined selection(黄刺選抜品))となっていた分です。

190714--DSC_2726--berchtii--Tom 148-1--Bercht seed 2481(2015)
Gymnocalycium berchtii     Tom 148.1
3km S of Los Chanares, 728m, San Luis, Argentine
( Bercht seed 2481(2015) )
(ギムノカリキウム属 ベルクティー  Tom 148.1 )







スポンサーサイト
2019.07.17 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(1) |

-------------------------------------------------------------------------
サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
-------------------------------------------------------------------------



Gymnocalycium heidiae
(= Gymnocalycium xheidiae [AGG])
(= Gymnocalycium baldianum hybrid [G. Charles])

写真は G. heidiae 〔ヘイディアエ〕の赤い花です。

下の二つが当日咲いたばかりの花、
上の花が開花二日目のものです。

下の花はやや小さく赤色、
上の花はやや大きく、幾分紫紅色になっています。

このように花は、開花後の日数により、
少し大きくなったり、色が変化する場合があります。

この種は、G. rosae(ロサエ)の自然交配種と考えられています。
種名の x は交配種を意味します。

G. Charles(チャールス)の本では
G. baldianum (緋花玉)の交配種とされています。

G. rosae(ロサエ)は、以前は
G. baldianum v. albiflorum(白花バルデイアナム)
とされていた種で、G. baldianum (緋花玉)に近い外観です。

花は赤、ピンク、オレンジ色などで、
赤色系のいろんな色が出ます。










190616--DSC_2240--heidiae--HV 871--hills east of Singuil Catamarca--Piltz seed 4891 --ex Shimada
190616--DSC_2243--heidiae--HV 871--Piltz seed 4891
Gymnocalycium heidiae     HV 871
hills east of Singuil, Catamarca, Arg.
(Piltz seed 4891)
( ギムノカリキウム属 ヘイディアエ   HV 871 )






2019.06.19 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
-------------------------------------------------------------------------
サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介して行きたい
と考えています。 なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、
ご参照いただければ幸いです。 http://gymnotyt.web.fc2.com
-------------------------------------------------------------------------


G. erolesii
(= G. schroederianum [AGG])
(= G. schroederianum ssp. boesii [G. Charles])

G. erolesii (エロレシー) の花筒部の長い花が咲きました。
胴体が黒緑色で、花筒部は淡緑色です。
長い花は、産地が草原で、背の高い草の中にあることに、
関係しているとも云われています。

G. erolesii(エロレシー) と
G. schroederianum ssp. boesii(ボエシー) は
2002年に別々に記載されたものですが、その後
この二つは同じものであるとされました。

さらに、AGGは2008年の分類の改訂で、
この種を ssp. schroederianum (シュロエデリアナム)
の一タイプとし、これに含めています。

種子リストなどでは G. erolesii として出ていること
が多いようです。
この種名は人名 ( Eroles 氏 )に由来します。


アルゼンチンの東部、ブラジルに近い、
Santa Fe (サンタフェ)州の産です。




190611--DSC_2156--erolesii--LB 2308--ten zuiden van Vera p Santa Fe--Bercht seed (2003)
190611--DSC_2159--erolesii--LB 2308--Bercht seed
Gymnocalycium erolesii      LB 2308
ten zuiden van Vera,  p. Santa Fe, Argentina
( Bercht seed 1576(2008) )




190513--DSC_1543--erolesii--(ex) Strigl--CCB seed CB-060029
Gymnocalycium schroederianum ssp. boesii    (ex) Strigl 
( CCB seed CB-060029 )
( シュロエでリアナム(亜種)ボエシー      ( CCB 種子 実生) )








2019.06.14 09:40 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
-------------------------------------------------------------------------
サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主として
フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと考えています。
-------------------------------------------------------------------------


Gymnocalycium uebelmannianum ( ユーベルマニアナム )は
少ないですが、古くから国内でもつくられていた種です。

本種は Gymnocalycium andreae( 黄蛇丸 ) と
Gymnocalycium baldinum( 緋花玉 )に近い種です。

白花、黄花に加えて、ピンク花が出ることがあります。
ギムノの中で花にこの三色が出るものは他にないようです。

本種の産地は上記のの二種の産地から遠く離れており、
La Rioja 州の Sierra Velasco (ベラスコ山脈)の高地の
ごく狭い地域にに自生します。




190529--DSC_1835--uebelmannianum--Mesa seed 491.4
190529--DSC_1837--uebelmannianum--Mesa seed 491.4
Gymnocalycium uehbelmannianum
(Mesa seed 491.4 )
( ギムノカリキウム属 ユーベルマニアナム    メサ種子 491.4 実生 )  





2019.06.11 10:21 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
-------------------------------------------------------------------------
サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主として
フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと考えています。
--------------------------------------------------------------------------


Gymnocalycium borthii ssp. nogolense [AGG]
(= Gymnocalycium gibbosum ssp. borthii [G. Charles])

写真はギムノのボルシー (亜種) ノゴレンセの開花です。

この亜種は, 紫褐色、あるいは灰青色の肌で
多くの場合白い粉(ブルーム、果粉)を吹きます。
刺も白っぽい色です。

G. borthii (ボルシー) はギムノの代表種である
G. gibbosum (九紋竜)に近い種で、
G. Charles (チャールス)のギムノの本では
G. gibbosum (九紋竜) の亜種としています。

G. striglianum (ストリグリアナム)や、
G. taningaense (タニンガエンセ)にも近い種で、
同様にアルゼンチンのSan Luis (サンルイス)州に産します。

G. borthii (ボルシー) は亜種として
このノゴレンセ (ssp. nogolense)の他に,
ココリ(ssp. kokori)があり、
変種としてビリディス(v. viridis)があります。
ビリディス(v. viridis)は花底が緑色の花を咲かせます。




190529--DSC_1852--borthii ssp nogolense--VoS 0188--NW of San Antonio R 141 SL 794m--ex Eden IB 18598 (2018)
190529--DSC_1854--borthii ssp nogolense--VoS 0188--NW of San antonio SL--ex Eden 185998 (2018)
Gymnocalycium borthii ssp. nogolense    VoS 0188
morth-west of San Antonio, R 141,  San Luis,  794m, Arg.
((ex) Eden)
( ギムノカリキウム属 ボルシー(亜種)ノゴレンセ   VoS 0188  )








2019.05.31 09:00 | Gymnocalycium(九紋・羅星他) | トラックバック(-) | コメント(0) |