ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

G. quehlianum aff.
(= G. stellatum aff. [AGG])

これは黒刺瑞昌玉として栽培しているものですが、
入手時にラベルがついておらず、名前をたずねると、
やっと思い出したように黒刺の瑞昌玉のようだと、
いうような話でした。

実生を繰り返して伝えられてきた、竜頭、鳳頭の周辺の旧来種は、
近い種と交媒されていることが多く、厳密なことはわかりません。


Sany0103--kurotge zuishou--hougasira
Sany0102--kurotoge zuishou--doitu hougasira
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )


だいぶ前の話になりますが、ある業者さん(今は故人)から、
瑞昌玉は以前は黒っぽい肌に黒っぽい刺であったが、
最近は明るい青緑肌に白っぽい刺のきれいなものに
変わってしまったと云われたことがあります。
この頃既に白刺瑞昌玉の名前で白刺の選抜育成種が
たくさん出回っていたと思います。

このように園芸品では売れるものを増やす傾向が強く、
もともとあった、いろんな因子を持ったものが消えていくのは
さびしいことです。
外観がもう一つでも、古いタイプも残していきたいと思います。

20年以上前の古い写真ですが、愛知のI 園にあった、
古いタイプの瑞昌玉です。
確かに黒っぽい肌に黒っぽい刺です。

zuishou--2001-isuzu en
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )


下の写真は白刺瑞昌玉で、よく曲がった白い刺の瑞昌玉です。

なお、瑞昌玉はここでは G. quehlianum aff. (竜頭近縁種)としていますが、
G. quehlianum v. kleinianum (クレイにアナム)とされることもあります。

G. quehlianum v. curvispinum とされることがありますが、
こちらの方は正式の学名ではありません。

Sany0093-zishou-isuzu en--2001
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )


次の写真も当方の栽培品ではありませんが、白刺瑞昌玉の群生株です。
瑞昌玉は確かに大量の仔吹きをすることがあります。


Sany0025-zuishou-yms--2008.jpg
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )






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2018.02.13 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
写真は、ピルツ種子実生の G. griseo-pallidum ( グリセオパリダム)です

G. griseo-pallidum は古くバッケベルグの記載(無効とされる)ですが、
AGG の H. Till (ティル)氏がこれに原記載に該当するとして新たに記載した
G. anisitsii v. griseo-pallidum があります。

ただ、これは古くからヨーッロパ、日本で栽培されてきた旧来品とは
全く異なることが V.Schaedlich (シェ―ドリヒi) 氏らにより指摘されています。

旧来品に近いタイプに、A. Lau 氏の 1970 年の採集品 L 368 があり、
G. griseo-pallidum (sensu) Lau と呼ばれることがあります。

G. griseo-pallidum L 368
Salinas de san Jose, Cordillera, 400m, Santa Cruz, Bolivia

写真のピルツ種子の実生は、国内で古くからつくられてきた
グリセオパリダムに近いタイプです。






Sany0209--griseopallidum--Chaco Bolivia--Piltz seed 2178(2011)
Sany0212--griseopalidum--Piltz seed
Gymnocalycium griseo-pallidum
Chaco,  Bolivia
( Piltz seed 2178 )
( グリセオパリダム   (ピルツ種子 2178 実生 ))

2018.02.06 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |


写真は蛇紋玉の和名で古くから普及している、
G. fleischerianum (フレイシェリアナム)です。

冬期肌色が黄色っぽくなるタイプです。
他にも同様の傾向のものがありますが、
これが一番きれいです。

この種はパラグアイに産し、
G. paraguayense( パラグアイエンセ )に近い種です。

G. Charles (チャールス)の本、
Gymnocalycium  in Habitate and culture では
この種を G. paraguayense( パラグアイエンセ )と同種とし、
これに含めています。






Sany0197--fleischerianum--Ex Houmei en
Sany0006--fleisherianum--ex Houmeien
G. fleischerianum 〔AGG〕
(= G. paraguayense 〔G. Charles〕 )





2018.02.04 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

写真は旧来品の天賜玉です。
緑色の梨地肌と、赤黒い新刺が魅力です。

これは白い綿毛の多いタイプです。
周りに側芽を育てて、群生株に仕立てようと
していますが、なかなかうまく進んでいません。

G. pflanzii ( 天賜玉 )はボリビア産です。
変種、亜種として、
ssp. argentinense(アルゼンティネンセ)、
ssp. dorisiae(ドリシアエ)、
v. lagunillanense(ラグニラセンセ)、
v. paraguayense(パラグアイエンセ)
があります。





Sany0063--tensi gyoku--ex ymsSany0065c--tensi gyoku--yms
Gymnocalycium pflanzii
( 天賜玉    (旧来品) )









2017.12.18 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

翠晃冠 (旧来品)の長曲刺のタイプです。

翠晃冠 の長刺のタイプは古くからありますが、
このように左右に曲がるタイプは少ないように思います。
12月に入っていますが、まだ新刺を出しています。

Sany0148--suikoukan long spines--
Sany0150--suikoukan--long.jpg
Gymnocalycium anisitsii
( 翠晃冠        旧来品 )








2017.12.10 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |