ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

最初の写真は国内でつくられてきた旧来品のグリセオパリダムの開花です。
次の写真は、ピルツ種子実生の G. griseopallidum ( グリセオパリダム)です

G. griseo-pallidum は古くバッケベルグの記載(現在では無効とされる)ですが、
AGG の H. Till (ティル)氏が原記載に該当するとして新たに記載した
G. anisitsii v. griseopallidum があります。

ただ、これは古くからヨーッロパ、日本で栽培されてきた旧来品とは
外観が全く異なることが V.Schaedlich (シェ―ドリヒ) 、
G. Charles(チャールス)氏らにより指摘されています。

旧来品に近いタイプに、A. Lau 氏の 1970 年の採集品 L 368 があり、
G. griseopallidum (sensu) Lau と呼ばれることがあります。

G. griseopallidum L 368
Salinas de san Jose, Cordillera, 400m, Santa Cruz, Bolivia

写真のピルツ種子の実生は、国内で古くからつくられてきた
グリセオパリダムに近いタイプです。

産地では灰白色の肌とされていますが、
栽培では明るい緑色の肌になります。
よく仔吹きします。

ギムノの盛んな時代には、わりとよくつくられた種で、
品評会にも出品されれました。



180614--Sany0139--griseopallidum--ex Moriyama (2000)--
Gymnocalycium griseopallidum
( グリセオパリダム   (旧来品 ))




180625--Sany0084--griseopallidum--Chaco Bolivia--Piltz seed 2178(2011)
Gymnocalycium griseopallidum
Chaco,  Bolivia
( Piltz seed 2178 )
( グリセオパリダム   (ピルツ種子 2178 実生 ))





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2018.07.01 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. michoga
(= G. schickendantzii aff.)
(= G. schickendantzii [G. Charles])

G. michoga として、国内では(蛇斑竜、ミコガ)として、
古くから栽培されてきた種ですが、
G. schickendantzii (波光竜)の近縁の種と考えられています。

古い時代に記載された種ですが、産地不明の疑わしい種とされ、
栽培品は雑交で変わっているとも云われています。

波光竜に似ていますが、肌色が黒っぽく、
刺座付近の肌に斑点があるのがひとつの特徴です。 

写真は Koehres 種子の G. michoga( ミコガ ) です。
一般には5本刺ですが、
3本刺で、強い刺のタイプの選抜品です。





180622--Sany0056--michoga--Koehres seed 2035--ex kousen en
Gymnocalycium michoga               
( Koehres seed )
 (  ミコガ                       (ケーレス 種子 実生) )







2018.06.26 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
最初の写真はメソポタミクムの綴化の開花です。
径4cm までの小型種で、仔吹きして群生します。
綴化すると大きくなります。

この種は外観はあまり似ませんが、
G. denudatum (デヌーダタム)や、
G. uruguayense (ウルグアイエンセ)に近い種です。
大きな種子で、Macrosemineum 亜属に属します。

ブラジルに国境を接する、アルゼンチンの東部、
Corrientes (コリエンテス)州の、
Mercedes (メルセデス)近辺の、
岩石の散在する草地にに産します。
産地の写真を見ると、芝生状に群生しています。

カクタスの少ない地域で、調査がわりと遅く、
発見されたのは1978年とされています。



180614c--Sany0140--mesopotamicum--piltz seed -ex Houmei en
Gymnocalycium mesopotamicum    
( Piltz seed )
( メソポタミクム            ピルツ種子 実生    )




100522-Sany0121-mesopotamicum-P241-Piltz seed
Gymnocalycium mesopotamicum    P 241
( Piltz seed )
( メソポタミクム              P 241)



180621--Sany0021--mesopotamicum--LB 2299--Bercht seed (2004)
Gymnocalycium mesopotamicum    LB 2299 
( Bercht seed )
( メソポタミクム              LB 2299  )










2018.06.22 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

G. friedrichii v. piraretaense
(= G. mihanovichii v. piraretaense )
(= G. friedrichii v. pazoutianum )
(= G. friedrichii [AGG] )

写真は紫褐色の肌でアレオーレの綿毛の多いタイプで、
ピンク花です。
今年は同時に12個の花が咲きました。

古くからの栽培品のピラレタエンセです。
欧州でもv. piraretaense の名称で種子、苗が販売
されていて、これが入ったものと思われます。

この種は1960年代に、チェコの Pzout (パゾウト)氏が
G. friedrichii(牡丹玉)の関連の 栽培品,、交配品に対して
与えた名称と云われており、いろんな疑問も出されていて、
種としては認められていません。
G. friedrichii(牡丹玉)の一タイプか、その交配種と見られています。

多くはピンク花ですが、白花もあります。
もとは同じものでもいろんな因子を含んでいたのか、
名前がつけられた後で近縁の種と交配されたのか、
よくわかりませんが、肌色も緑色、紫褐色など
多くのタイプが見られます。




SANY0193a--piraretaense--.jpg
Sany0194-piraretaense--.jpg
Gymnocalycium friedrichii v. piraretaense
( ピラレタエンセ             (旧来品) )




2018.06.03 09:00 | Terminalia(瑞雲丸・麗蛇丸他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

G. ochoterenae v. polygonum
(= G. ochoterenae [AGG])

ポリゴナムの花の写真です。
えんじ色の細弁花です。

ポリゴナムはいろんなタイプがありました。
これは最も人気のあったタイプの一つです。
この他にも鑑賞上良いものがありましたが、
最近は全く見かけません。

以前に G. ochoterenae(武勲丸) の変種とされていた
v. polygonum, v. varispinum, v. tenuispinum は、
今では基準種の変異の中に含まれるとして、
G. ochoterenae と同種とされています。

自生地では同じ地域に 基準種とこれらのタイプが
混ざって生えているようです。
基準種の変異の範囲内とみられます。

Backeberg(バッケベルグ)の時代では、
産地の情報が十分に伝えられず、
これらを変種としたのもやむを得なかったかと思われます。





180519a--Sany0014--plygonum--ex Matsumura
180519--Sany0017--polygonum--ex Matsumura
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )



180511--Sany0116--ochoterenae v polygonum--ex matsumura
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )







2018.05.20 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |