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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。

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本日は、春が近づき新刺の出始めた旧来品の天平丸です。

最初の写真の天平丸は長く栽培しているもので、
稜が多く、あまり長くない刺が球体に密着して並ぶタイプです。
和名の天平丸のもとになった、
天平の甍(いらか)を思わす外観で、大事にしています。

190313--DSC_0475--tenpei--ex Houmei en
Gymnocalycium spegazzinii
( 天平丸      (旧来品))


次の写真は、I 園で(ハーゲ天平)の名称で、実生を繰り返して
長い間販売されていたものです。

もともとドイツのハーゲから入ったものと思われます。
ハーゲ(Kakteen-Haage)は、ヨーロッパでもっとも古いカクタス業者です。
1685年の創業で、当初は造園業、園芸業のようですが、
1822年にカクタスに専業化したと記されています。

1927年に Echinocactus hossei がハーゲ商会のカタログで、
すばらしい新種として販売された、という話が残っています。

これは現在の Gymnocalycium hossei (= Gymnocalycium mazanense )です。
190313--DSC_0471--Haage tenpei---ex Isuzu en
Gymnocalycium spegazzinii
( 天平丸      (旧来品))




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2019.03.15 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の各種の近況を紹介しています。

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Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
(= Gymnocalycium ochoterenae [AGG])
(= Gymnocalycium ochoterenae [G. Charles])

写真はGymnocalycium. ochoterenae(武勲丸) の変種の
( v. polygonum ) ポリゴナムです。

以前に G. ochoterenae(武勲丸) の変種とされていた
v. polygonum, v. varispinum, v. tenuispinum は、
今では基準種の変異の中に含まれるとして、
G. ochoterenae と同種とされています。

自生地では同じ地域に 基準種とこれらのタイプが
混ざって生えているようです。
基準種の変異の範囲内とみられます。

Backeberg(バッケベルグ)の時代では、
産地の情報が十分に伝えられず、
これらを変種としたのもやむを得なかったかと思われます。


ポリゴナムはいろんなタイプがありました。
これは最も人気のあったタイプの一つですが、
この他にも鑑賞上良いものがありましたが、
最近は全く見かけません。

今の欧州の種子リストには、
v. polygonum はほとんど見当たらず、
G. ochoterenae の中にあるのかも知れません。
G. ochoterenae をたくさん播いてみる手はあると思いますが。




190220--DSC_0338--ochoterenae v polygonum--ex Matumura
190220--DSC_0339--ochoterenae v polygonum--ex M
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )







2019.03.02 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
ギムノカリキウム属の種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の各種の近況を紹介しています。

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Gymnocalycium damsii v. multiproliferum
(= Gymnocalycium damsii ssp. evae v. multiproliferum 〔AGG〕)
(= Gymnocalycium anisitsii ssp.damsii 〔G. Charles〕)
(= Gymnocalycium anisitsii ssp. multiproliferum)

写真はメサ種子実生のGymnocalycium damsii v. multiproliferum です。
Gymnocalycium damsii ( 麗蛇丸)のの変種で仔吹きタイプです。

Gymnocalycium anisitsii (翆晃冠) の変種とされることもあります。
このあたりは G. anisitsii (翆晃冠)と G. damsii (麗蛇丸)の
中間的な領域で、研究者により判断が変わります。

実生すると、径1㎝程度でもう仔吹きしてきます。
産地の情報として、大きな個体では200以上の側芽を
出していると書かれています。

産地は、ブラジルの Mato Grosso do Sul (マト・グロソ・ド・スル)州ですが、
パラグアイ北部から東へ 国境を超えて、
わづかにブラジル側に入ったところです。
この地域のギムのはこれだけで僅かです。

ブラジル産のギムノは、この他に G. denudatum (デヌーダタム)があり、
こちらはこれよりだいぶ南になりますが、
アルゼンチンの東側の Rio Grande do Sul(リオ・グランデ・ド・スル)州で
広いi地域に大量に自生します。





190216--DSC_0281--damsii v multiproriferum--Mesa seed 461.64 (2007)
Gymnocalycium damsii v. multiproliferum
(Mesa seed 461.64 (2007)
( ギムノカリキウム属 麗蛇丸(変種)ムルチプロリフェラム  メサ種子 実生)







2019.02.17 10:13 | Terminalia(瑞雲丸・麗蛇丸他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
この寒い時期に、新刺を出しているギムノを見つけて
写真を撮っていますが、
本日は、緑色の梨地肌と、赤黒い新刺が魅力の
G. pflanzii ( 天賜玉 )です。

写真は特に刺座の綿毛の多いタイプです。
ギムノの盛んな頃には、
この多綿毛タイプのみごとな大球をよく見かけました.。

この株は周りに出た仔を育てて、群生の形にしてみようと
育成中です。 まだだいぶかかりそうですが。


この種はボリビア産ですが、
少し離れてパラグアイに変種の(v. paraguayense),
アルゼンチン北部に亜種の(ssp. argentinense)
を産します。

190108--DSC_0135--pflanzii--ex yms
Gymnocalycium pflanzii
( ギムノカリキウム 天賜玉     (旧来品) )




パラグアイ産の変種 (v. paraguayense)の写真を追加しました。
ピルツ種子の実生で5年になります。
190118--DSC_0131--pflanzii v paraguayense--Pilcomayo Paraguay--Piltz seed 1123 (2014)
190118--DSC_0133--pflanzzii v paraguayense--Piltz seed
Gymnocalycium pflanzii v. paraguayense
Pilcomayo, Paraguay
( Piltz seed 1123 )
( ギムノカリキウム 天賜玉(変種)パラグアイエンセ  (ピルツ種子実生) )



2019.01.18 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
Gymnocalycium weissianum v. atroroseum [AGG]

この冬の時期に、鮮やかな色の新刺を出している
ギムノの写真を撮って紹介していますが、
本日はアトロロセウムです。

古くからあるギムノで、Backeberg (バッケベルグ)が 1935 年に
G. weissianum (ウェイシアナム)の変種として発表しています。

古い時代に趣味家のバイブルであった、
Backeberg (バッケベルグ)の本に出ている関係で、
国内でも赤花の魔天竜として、
鎧武者の和名で古くから知られていますが、
ものはあまりなかったように思います。

写真はケーレス種子の実生ですが、
FN(フィールド No. )がついていません。
古い時代に欧州に入ったものを
実生を繰り返して伝えられてきたもので、
もとの種と同じかどうか、疑問はあります。

花は多くの場合白花ですが、
花弁の中筋に赤い色の入ることがあり、
花弁全体に薄い赤色になることもあります。




190108--DSC_0114--weissianum v atroroseum--Koehres seed (2009)
Gymnocalycium weissianum v. atroroseum
(Koehres seed (2009))
( ギムノカリキウム アトロロセウム    〔ケーレス種子実生) )





2019.01.16 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |