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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ


本日は、Gymnocalycium anisitsii v. volkeri ( 翠晃冠(亜種)ボルケリー)です。

翠晃冠の亜種ですが、花は白花または淡ピンク花です。
冬期、肌色が銅褐色になることが多いです。

Bolivia, Santa Cruz 地区に産します。



230824--210330--DSC_9467--anisitsii v volkeri--STO 1403--Mesa seed 456-4--460

Gymnocalycium anisitsii v. volkeri
STO 1403
Los Chuvirus, Santa Cruz, Bolivia
(Mesa seed 456 4 )
( 翠晃冠(変種)ボルケリー   STO 1403 )



230824--191023--DSC_3494--anisitsii ssp volkeri--VoS 039--Piltz seed 5659 (2009)-460

Gymnocalycium anisitii ssp. volkeri
San Jose de Chiquitos, south Santa Cruz, 342m, Bolivia
VoS 039
( Piltz seed 5659(2009))
( 翠晃冠(変種)ボルケリー  VoS 039 )


230824--171231-Sany0105--anisitii ssp volkeri--VoS 039--Piltz seed 5659(2009)--460

Gymnocalycium anisitii ssp. volkeri
San Jose de Chiquitos, south Santa Cruz, 342m, Bolivia
VoS 039
( Piltz seed 5659(2009))
( 翠晃冠(変種)ボルケリー  VoS 039 )


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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、
ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。また、ギムノ各種の写真を
インスタグラム

に上げて行きますので、これもご利用ください。 
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2023.08.25 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

本日は、自生地不詳の、Gymnocalycium pungens (プンゲンス )です。

Gymnocalycium schickendantzii(波光竜)に近いとされています。
球形、古くなると円柱状になる。
多数のまっすぐな針形状の刺。




090521-Sany0215-pungens-Rowland2119--460.jpg

Gymnnocalycium pungens
( Rowland seed 2119 )
( プンゲンス        (Rowlanad 種子実生) )



140616--Sany0109--pungens--Rowland seed--460

Gymnnocalycium pungens
( Rowland seed 2119 )
( プンゲンス        (Rowlanad 種子実生) )



071111-Sany0178-pungens-arahari--460.jpg

Gymnnocalycium pungens
( プンゲンス        (旧来品) )



dsc00055b--460-3.jpg

Gymnnocalycium pungens
( プンゲンス        (旧来品) )





2023.02.04 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
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コロナの4 回目のワクチン接種の副反応が意外と強くて、3日ほど寝込みました。
久々のブログです。

AGG が Gymnocalycium anisitsii( 翆晃冠 )の亜種としている
ssp. holdii ですが、Gymnocalycium の専門誌 ( Schuetziana )において
Volker Schaedlich (シェドリヒ)氏が、ssp. holdii の産地レポートを出しており
この亜種はG.anisitsii( 翆晃冠 )の亜種ではなくて、
G. megatae( メガタエ )の亜種であるとしています。


以下のような記述があります。

G.anisitsii( 翆晃冠 )は古くなると、円柱状になるが、
ssp. holdii ( ホルデイー )は扁平な球状に留まり、
G. megatae( メガタエ )と同様である。

G.anisitsii( 翆晃冠 )は播種後 2~3年で開花するが、
ssp. holdii ( ホルデイー )は G. megatae( メガタエ) と同様に
播種後5~6年で開花する。

花の形は、、 
G.anisitsii( 翆晃冠 )漏斗形状であるが、
ssp. holdii ( ホルデイー )は釣鐘形状であり、
これは G. megatae( メガタエ) と同様である。

G.anisitsii( 翆晃冠 )は落葉樹の散在する林の中、
粘土質を含む細かい砂地に育つ。
ssp. holdii ( ホルデイー )は、小石、岩石の多い草原に育ち、
日当たりが強く、乾燥気味で、乾燥による損傷(日焼け)が多く残っている。


220718--DSC_3700--anisitsii ssp holdii--VoS 03-034--El Tinto Santa Crutz Bol 284ml-VoS seed (2018)--
191102--DSC_3599--anisitsii holdii--VoS 03-034--VoS seed (2017)

Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii        VoS 03-034
 El Tinto, Santa Crutz, Bolivia, 284m
( V. Schaedlich seed (2018))
( 翆晃冠(亜種)ホルデイー              
 VoS 03-034 )



220112--DSC_2204--anisitsii v holdii--VoS 03-034--VoS seed 2018

Gymnocalycium anisitsii ssp. holdii        VoS 03-034
 El Tinto, Santa Crutz, Bolivia, 284m
( V. Schaedlich seed (2017))
( 翆晃冠(亜種)ホルデイー              
 VoS 03-034 )





2022.07.24 10:20 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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G. delaetii [AGG]
(= G. schickendantzii ssp. delaetii [G. Charles])
(= G. schickendantzii v. delaetii )




6 月に入り、波光竜の系統の花が咲いています。
本日は波光竜に近い種の、G. delaetii (天主丸(デラエティー))の開花です。

波光竜系は球体の側面に花がつきますが、
この種は特に側面の下部からつぼみが出ます。

220610a--DSC_3450--sckendantzii v delaetii--HV 833--Bercht seed 2221 (2009)

220610--DSC_3456--schickendantzii v delaetii--HV 833--San Raque Salta--Bercht seed 2221 (2009)

220610--DSC_3453--sckendantzii v delaetii--HV 833--

220610--DSC_3452--schickendantzii v delaetii-

Gymnocalycium schickendantzii v. delaetii HV 833
San Roque, Salta, Argentina
( Bercht seed 2221(2009) )
( ギムノカリキウム属 天主丸      HV 833 )

写真のように、つぼみの鱗片の縁が赤く、尖らず丸みのあるのが、
波光竜とのひとつの違いとされます。


AGG はこの種を独立した種としていますが、
波光竜の亜種または変種とされていることもあります。

アルゼンチン北部のサルタ州、ツクマン州が主な産地です。
2022.06.11 09:30 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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上げて行きますので、時々のぞいてください。
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Gymnocalycium itatiquense [AGG]
(= Gymnocalycium eytianum )


写真は Gymonocalycium itatiquense  ( イタチクエンセ )STO 969 です。
この春に日焼けさせてしまい、この株だけ遮光をしてきましたが、
秋になって急に新刺をさかんい出して成長し、だいぶ日焼けの傷が下に
わったところを、やや上から撮りました。

211024--DSC_1503--eytianum--STO 969--ex Milena (2009)

Gymonocalycium itatiquense    STO 969
east of Boyuibe, Santa Cruz, Bolivia, 885m
(Piltz seed 5027)
( イタチクエンセ       STO 969 )



次は昨年の写真ですが、花と果実が写っています。
メガタエの系統に特有の紫色のフルーツです。


200928a--DSC_7504--eytianum--STO 969--Piltz seed 5027--ex Milena(2009)

Gymonocalycium itatiquense    STO 969
east of Boyuibe, Santa Cruz, Bolivia, 885m
(Piltz seed 5027)
( イタチクエンセ       STO 969 )




果実の色、形状は、花の色、形状とともに、
種の判別に重要な要素です。

この種は以前は G. eytianum として栽培されていた、
メガタエ系の種です。
国内では エイチアナム、栄次丸の名称で栽培されてきました。

栄次丸の和名は、緋牡丹錦の作出で有名な、
紅波園の初代園主の渡辺栄次氏に由来します。

G. eytianum として栽培されてきた種に、
この種とは別の天賜玉系の種があります。
(国内では見たことががありませんが、
ヨーロパでは古くからあるようで、小苗が
販売されています。)

AGGは、真のG. eytianum(エイチアナム) は
(すなわちG. eytianum の原記載に記された種は)、
この種とは別の天賜玉系の種であるとの見解で、
この種を G. itatiquense として新らたに記載しています。
種名 の G. itatiquense はボリビアの産地 Itatiqui に由来します。

もっとも栽培の場では、G. eytianumしゅ の名称も残っており、
G. eytianum、G. itatiqiense の二つの名称が使われているのが現状です。

分類をやる人が名称を変更してても、
それが販売の場、趣味栽培の場に浸透するには
相当な時間がかかります。
というより、完全に変わることはないと思われます。

メガタエの系統で、扁平に育ち、円盤状になります。
ボリビアのサンタクルツ地区に産します。