ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ


G. ochoterenae v. polygonum
(= G. ochoterenae [AGG])

ポリゴナムの花の写真です。
えんじ色の細弁花です。

ポリゴナムはいろんなタイプがありました。
これは最も人気のあったタイプの一つです。
この他にも鑑賞上良いものがありましたが、
最近は全く見かけません。

以前に G. ochoterenae(武勲丸) の変種とされていた
v. polygonum, v. varispinum, v. tenuispinum は、
今では基準種の変異の中に含まれるとして、
G. ochoterenae と同種とされています。

自生地では同じ地域に 基準種とこれらのタイプが
混ざって生えているようです。
基準種の変異の範囲内とみられます。

Backeberg(バッケベルグ)の時代では、
産地の情報が十分に伝えられず、
これらを変種としたのもやむを得なかったかと思われます。





180519a--Sany0014--plygonum--ex Matsumura
180519--Sany0017--polygonum--ex Matsumura
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )



180511--Sany0116--ochoterenae v polygonum--ex matsumura
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )







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2018.05.20 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. quehlianum aff.
(= G. stellatum aff. [AGG])

これは黒刺瑞昌玉として栽培しているものですが、
入手時にラベルがついておらず、名前をたずねると、
やっと思い出したように黒刺の瑞昌玉のようだと、
いうような話でした。

実生を繰り返して伝えられてきた、竜頭、鳳頭の周辺の旧来種は、
近い種と交媒されていることが多く、厳密なことはわかりません。


Sany0103--kurotge zuishou--hougasira
Sany0102--kurotoge zuishou--doitu hougasira
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )


だいぶ前の話になりますが、ある業者さん(今は故人)から、
瑞昌玉は以前は黒っぽい肌に黒っぽい刺であったが、
最近は明るい青緑肌に白っぽい刺のきれいなものに
変わってしまったと云われたことがあります。
この頃既に白刺瑞昌玉の名前で白刺の選抜育成種が
たくさん出回っていたと思います。

このように園芸品では売れるものを増やす傾向が強く、
もともとあった、いろんな因子を持ったものが消えていくのは
さびしいことです。
外観がもう一つでも、古いタイプも残していきたいと思います。

20年以上前の古い写真ですが、愛知のI 園にあった、
古いタイプの瑞昌玉です。
確かに黒っぽい肌に黒っぽい刺です。

zuishou--2001-isuzu en
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )


下の写真は白刺瑞昌玉で、よく曲がった白い刺の瑞昌玉です。

なお、瑞昌玉はここでは G. quehlianum aff. (竜頭近縁種)としていますが、
G. quehlianum v. kleinianum (クレイにアナム)とされることもあります。

G. quehlianum v. curvispinum とされることがありますが、
こちらの方は正式の学名ではありません。

Sany0093-zishou-isuzu en--2001
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )


次の写真も当方の栽培品ではありませんが、白刺瑞昌玉の群生株です。
瑞昌玉は確かに大量の仔吹きをすることがあります。


Sany0025-zuishou-yms--2008.jpg
Gymnocalycium quehlianum aff.   (zuishou)
( 瑞昌玉    (旧来品) )






2018.02.13 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. pseudoragonesei
(= G. bodenbenderianum aff. )
(= G. riojense aff. )

写真はプセウドラゴネシーの自家実生品です。
植え替えが遅れていて、鉢いっぱいになっています。
黒茶色の肌に、同様の色の細い短刺で、地味ま外観です。

この種の種名は(偽のラゴネシー)の意で、
G. ragonesei (ラゴネシー)に似たところがありますが、
ずっと大きくなる別種です。

この種は、G. ragonesei (ラゴネシー)の発見後、
実物があまりない時期に、いつの間にか
G. ragonesiiの名称で欧州の栽培場に広まった種、
という話が文献に出ています。

G. ragoneseiが再発見され、本物が多数供給された時点で、
G. pseudoragonesii ( プセウドラゴネシー )
に名称を変更されたものです。
その後も産地で発見されず、由来が不明の疑問種で,
分類関係の種名リストには上がっていません。

このため国内にも最初は G. ragonesiiとして輸入され、
後に G. pseudoragonesiiの名称でも入って来ています。

ギムノハンドブックに G. ragonesii として
掲載されているものはこの G. pseudoragonesii です。
現在国内で販売されているものは、
全て ( プセウドラゴネシー )のラベルになっているようです。






Sany0111--pseudoragonesii--Isuzu en mishou
Sany0109--pseudoragonesii--ex Isuzuen mishou
Gymnocalycium pseudoragonesei
( プセウドラゴネシー     (旧来品) )








2017.11.27 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(2) |
G. basiatrum [AGG(2014~)]
(= G. bodenbenderianum [G. Charles])
(= G. bodenbenderianum [AGG(2008)])

旧来品の怪竜丸ですが、
比較的強い刺のタイプです。

径11㎝になり、きれいに仕上がってきたと思っていたのですが、
先日成長点付近の異常に気づきました。

頂部に横に裂け目ができかけていて、
これは成長点が二つに分かれて二頭になるようです。

実生の小さい時から二頭になることはありますが、
大きくなってからの二頭化はがっかりです。

二頭も面白いかもしれませんが、
ある程度見れる形になるには
かなりの時間がかかるでしょう。




Sany0086--kairyuu--ex ouishi
Sany0122--kairyuu--ouishi.jpg
Gymnocalycium basiatrum
 ( 怪竜丸    [旧来品] )







2017.11.11 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. sp. Hig.
(= G. sp. Higuera )
(= G. intertextum )
(= G. ochoterenae ssp. intertextum [AGG])

写真は旧来品の sp. Hig ( ヒグ )です。
国内で古くからつくられてきた種です。

G. sp. Hig.、G. sp. Higuera、国内で ヒグ とされる種は
G. intertextum (インターテクスタム)です。
AGGは G. ochoterenae (武勲丸) の亜種としています。

G. intertextum の種名が正式に記載される前に、
仮の名前 (G. sp. Hig.)で市販されていて、
この時期の市販品の名称が残っています。

Hig. はアルゼンチンのコルドバ州の産地
La Higuera(ラ・ヒグエラ)に由来します。

G. intertextum の種名は、刺がからみ合ったところ
から来ていますが、刺の強弱、長短、胴体への密着度など
かなりの変異が見られます。

近い種に G. intertextum v. moserianum (モーゼリアナム)
があります。 





Sany0090--sp hig--ex mrk
Sany0091--sp hig--ex mrk
Gymnocalycium sp. Hig.
(  ヒグ                      (旧来品))








2017.11.07 09:00 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(1) |