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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。また、ギムノ各種の写真をインスタグラム
上げて行きますので、これもご利用ください。
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Gymnocalycium achirasense
(= Gymnocalycium monvillei ssp. achirasense [AGG])
(= Gymnocalycium horridispinum ssp. achirasense [G. Charles])


本日の写真は短刺タイプのアチラセンセです。

これはギムノの栽培家から、
由来は不明とコメントをつけて、頂いたものです。
きれいな短刺タイプですが、アチラセンセであるかどうかは不明です。


220118--DSC_2231--monvillei ssp achirasense--short spine type--ex mrk

Gymnocalycium monvillei ssp. achirasense
( ギムノカリキウム属 アチラセンセ(短刺タイプ)   (旧来品) )




アチラセンセは、G. monvillei(モンビレイ)の系統で、
AGG はG. monvillei の亜種としています。

このG. achirasense (アチラセンセ) の変種に、
v. chacrasense(チャクラセンセ), v. echinatum(エチナタム),
v. kainradliae ( カインラドリアエ )、v. orientale(オリエンターレ)
があります。

G. achirasense (アチラセンセ)は、
アルゼンチンの Cordoba (コルドバ)州から
San Luis(サンルイス)にかけて、
G. monvillei (モンビレイ) より少し南の地域に産します。




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2022.01.19 10:21 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。また、ギムノ各種の写真をインスタグラム
上げて行きますので、時々のぞいてください。
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本日は、旧来品の G. pflanzii ( 天賜玉 ) で、
多綿毛タイプの 群生品です。

G. pflanzii ( 天賜玉 )は、黄緑色の梨地肌と、
赤黒い新刺が魅力ですが、、これは多綿毛タイプです。

周りに出た仔を外さず、多綿毛の群生に育ててみています。
なかなかいい形になってくれませんが、黒バックで写真を撮りました。。

基本種はボリビアの低地産ですが、
少し離れてパラグアイに変種のパラグアイエンセ(v. paraguayense),
またかなり大きく離れてアルゼンチン北部に
亜種のアルゼンチネンセ(ssp. argentinense)を産します。

また、 同じボリビアで2000m以上の高地に産する、
小型の亜種ドリシアエ(ssp. dorisiae) があります。

211102a--DSC_1619--pflanzii--tamou.jpg

Gymnocalycium pflanzii
( ギムノカリキウム属 天賜玉    (旧来品) )







2021.11.02 09:30 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。

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本日は、旧来品の G. pflanzii ( 天賜玉 ) で、
多綿毛タイプの 群生品です。

G. pflanzii ( 天賜玉 )は、黄緑色の梨地肌と、
赤黒い新刺が魅力です。

写真の多綿毛タイプは、周りに出た仔を外さず、
育ててみています。
今年の秋くらいには、形の良い群生になるかと、期待しています。

基本種はボリビアの低地産ですが、
少し離れてパラグアイに変種のパラグアイエンセ(v. paraguayense),
またかなり大きく離れてアルゼンチン北部に
亜種のアルゼンチネンセ(ssp. argentinense)を産します。

また、 同じボリビアで2000m以上の高地に産する、
小型の亜種ドリシアエ(ssp. dorisiae) があります。



210201--DSC_8642--tenshi gyoku--tamou
210201a--DSC_8644--tensi gyoku--
Gymnocalycium pflanzii
( ギムノカリキウム属 天賜玉               ( 旧来品 ))









2021.02.02 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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サボテン科 ギムノカリキウム属に関して、主として、フィールドNo.のついた、
産地情報のある、由来の明確な、各種の種子を入手し、その実生育成に注力
しています。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧
がありますので、適宜ご利用ください。

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本日は、多綿毛タイプの G. pflanzii ( 天賜玉 )です。

G. pflanzii ( 天賜玉 )は、黄緑色の梨地肌と、
赤黒い新刺が魅力です。

以前は多綿毛タイプの大きなものをよく見かけました。
写真の多綿毛タイプは、周りに出た仔を育てて、
群生の形にしてみようと育成中です。

基本種はボリビアの低地産ですが、
少し離れてパラグアイに変種のパラグアイエンセ(v. paraguayense),
またかなり大きく離れてアルゼンチン北部に
亜種のアルゼンチネンセ(ssp. argentinense)を産します。

また 同じボリビアで2000m以上の高地に産する、
亜種ドリシアエ(ssp. dorisiae) があります。


201001--DSC_7514--tensi gyoku--tamou--ex yms
201001--DSC_7515--tenshi gyoku--ex yms
201001--DSC_7516--tenshi gyoku--ex yms
Gymnocalycium pflanzii
( ギムノカリキウム属 天賜玉               ( 旧来品 ))




2020.10.02 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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サボテン科 ギムノカリキウム属の各種に関して、主としてフィールドNo. のついた、
産地情報のある、由来の明確な種子を入手し、その実生育成に注力しています。
これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を紹介しています。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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Gymnocalycium. glaucum [AGG, G. Charles]
(= Gymnocalycium mucidum [Piltz, Metzing])


毎年取り上げていると思いますが、
写真はメサ種子実生の G. glaucum (グラウカム)です。

開花前の蕾の状態で、ピンク色の葯が顔を出しています。
黄色の花粉が出ないため、葯のピンク色が目立ちます。

こんな例は他にありません。
花が開くと、白い花弁、ピンク色の葯の普通の花です。

球体は青味のある灰色の肌で、
白い粉(ブルーム、果粉)を吹くタイプです。

種名の glaucum は青灰色の意で、
青味のある灰色の肌色から来ています。

灰色の肌が一般的ですが、
ピンク色、紫色を帯びたものもあり、
pink・gray タイプと呼ばれることもあります。

アルゼンチン、La Rioja (ラリオハ)州の
Sierra de Velasco (ベラスコ山脈)に産します。






200917--DSC_7442--glaucum--mesa seed 458.3
200917--DSC_7443--glaucum--mesa seed
200921--DSC_7449--glaucum--Mesa seed 468.3
Gymnocalycium glaucum
(Mesa seed 468.3)
( ギムノカリキウム属 グラウカム  メサ種子468.3 実生)







2020.09.23 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |