ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ


G. damsii v. multiproliferum
(= G. damsii ssp. evae v. multiproliferum 〔AGG〕)
(= G. anisitsii ssp.damsii 〔G. Charles〕)
(= G. anisitsii ssp. multiproliferum)


最初の写真はメサ種子実生のG. damsii v. multiproliferum です。
G. damsii ( 麗蛇丸)の仔吹きタイプの変種です。

二番目の写真は、ピルツ種子の G. anisitsii v. multiprolyferum
の実生ですが、G. damsii v. multiprolyferum とされるものと同じ種です。

このあたりは G. anisitsii (翆晃冠)と G. damsii (麗蛇丸)の
中間的な領域で、研究者により判断が変わります。

実生すると、径1㎝程度でもう仔吹きしてきます。 
産地の情報として、大きな個体では200以上の側芽を
出していると書かれています。

産地は、ブラジルの Mato Grosso do Sul (マト・グロソ・ド・スル)州ですが、
パラグアイ北部から東へ 国境を超えて、
わづかにブラジル側に入ったところです。
この地域のギムのはこれだけで僅かです。

ブラジル産のギムノは、この他に G. denudatum (デヌーダタム)があり、
こちらはアルゼンチンの東側の Rio Grande do Sul(リオ・グランデ・ド・スル)州で
広いi地域に大量に自生します。





Sany0019--anisitsii ssp multiprroliferum--HU 557--Piltz seed 1409
G. damsii v. multiproliferum 
(Mesa seed 461.64)          
(  麗蛇丸(変種)ムルチプロリフェラム       メサ種子461.64 実生)



Sany0017a---anisitsii ssp multiproliferum-HU557-Piltz 1409
G. damsii v. multiproliferum             HU 557
Porto Murtinho, Mato Grosso do Sul, Brazil
(  麗蛇丸(変種)ムルチプロリフェラム      HU 557   )






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2018.02.22 09:00 | Terminalia(瑞雲丸・麗蛇丸他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. zegarrae [AGG]
(= G. pflanzii ssp. zegarae [G. Charles])

G. pflanzii(天賜玉)のグループは、大きく分けて、
G. pflanzii(天賜玉)系とG. zegarrae(ゼガラエ)系
になります。

天賜玉は、仔吹きし易く、黄緑肌で、成長点付近に刺が多い、
ゼガラエは、単幹で、青緑肌で、成長点付近に刺が少ない、
と云った外観上の違いがあります。

天賜玉は、果実が横に裂開し、果肉が赤く、流出しない、
ゼガラエは、果実が縦に裂開し、白い果肉と種子が流出する
のが大きな差異とされます。




Sany0022--zegarrae----STO 1438--Piltz seed 5034--ex Milena-
Sany0024--zegarrae--STO 1438--Piltz seed 5034
Gymnocalycium zegarrae    STO 1438
between Los Negros and Samaipata, Santa Cruz, Bolivia
(Piltz seed 5038)
( ゼガラエ       STO 1434 )


両方とも主にボリビア南部の産ですが、
ゼガラエの方が天賜玉より少し北の地域になります。
ギムノカリキウムの全種の中で、最も北の産地です。

下の図で、淡い赤色の部分がギムノカリキウム属全種の産地
を示しています。
この中で濃い赤色の部分がゼガラエの産地です。
ボリビア南部の Santa Cruz(サンタクルツ)から
Chuquisaca(ククイサーカ)にかかる地域です。

180219--Sany0056--zegarrae map--460 





















2018.02.19 09:30 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. monvillei v. grandiflorum [AGG(2008)])
(= G. monvillei [AGG] )

以前はAGG 分類で、モンビレイの変種で、
v. grandiflorum(グランディフローラム ) とされていましたが、
現在では基準種のG. monvillei (モンビレイ)の 一タイプ
であるとして、これと同種とされています。

変種名が大きな花の意ですが、写真の VS 154 は
それほど大きな花が咲いていません。
ネットで見るヨーロッパの栽培品の中には
大きな花があります。
外観は基準種とそう変わらないようです。




-Sany0041--movillei v grandiflorum--VS 154--Mesa seed 473.6--ex Mrk
Sany0040-monvillei v grandiflorum--VS 154--Mesa seed 473.6--ex Mrk
Gymnocalycium monvillei v. grandiflorum   VS154
El Condor, Cordoba, Arg. 1650m
(Mea seed 473.6)
( モンビレイ(変種)グランディフローラム )






2018.02.17 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. saglionis 〔AGG〕, 〔G. Charles〕
(= G. saglione )

写真はキリンウチワ接ぎの G. saglionis v. australe
(新天地(変種)アウストラーレ )の実生苗です。

この時期のキリンウチワは普通は全く成長しませんが、
接いであるものは穂から新刺を出してくることが多いようです。

この苗も急に長い刺を出してきました。
新天地の実生苗は最初は短い細い刺ばかりで、
これは新天地ではなく何かの間違いかと思うことがありますが、
急に長い刺が出てきます。




180214--SANY0015--saglionis v australe--STo 312--berch seed
Gymnocalycium saglionis v. australe        STO 312
Villa Union, La Rioja, Arg.
( Bercht seed 4310(2015))
( 新天地 (変種)アウストラーレ             STO 312 )



次は昨秋の写真ですが、実生4年目の STO 312 です。
新天地らしい姿になってきました。
Sany0048--saglionis v australe--STO 312--Villa Union--Bercht seed 4310 (2015)
Gymnocalycium saglionis v. australe        STO 312
Villa Union, La Rioja, Arg.
( Bercht seed 4310(2015))
( 新天地 (変種)アウストラーレ             STO 312 )


新天地はギムノの中で最大の球径に達する大型種です。
産地では径50㎝ になるものが見られます。
1980年代には径 80㎝ の大球があったという話が出ています。
土地利用のため、今は消滅したようですが。

国内の栽培場にも径30cmくらいの見事な大球が多く見られます。

アルゼンチンの北西部の広大な地域、
南の La Rioja (ラ・リオハ)州から北へ、
Catamarca (カタマルカ)、Tucuman(ツクマン)、
Salta(サルタ)、Jujui(フフイ)の各州に自生します。

v. australe (アウストラーレ )はこの中で南の地域に産します。
変種名は(南の)を意味します。

密度高く密生する刺、大きなつぼみ、大型になることが
特徴とされます



2018.02.15 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. spegazzinii f. unguspinum
(= G. spegazzinii [AGG])

写真は、短刺天平丸で、SL 44B のフィールド No. で
種子が販売されているものです。
種としては G. spegazzinii(天平丸)に含まれます。

国内でも、短刺天平の名称でいろんなタイプが 流通しています。
一時期よく見かけましたが、あきられたのか最近はあまり目にしません。

短刺であるとともに、強く曲がった刺が特徴です。
この株は特に扁平に育っています。

同じときの実生がもう一本あるのですが、
こちらは接ぎ下ろしの発根がうまくいかず、縮んででいます。
春になったら根が出てくれるものと思い、待機中です。

一般に短刺のタイプは、栽培品の実生の中から稀に出現した、
特異タイプが多いと思いますが、これは原種で、FNがついています。
産地で一般品に混ざって少数の短刺のタイプがあると
報告されています。




Sany0215--spegazzii unguispinum--SL
Sany0213--spegazzinii v unguispinum--
Gymnocalycium spegazzinii f. unguispinum       SL 44b
(Bercht seed)
( 天平丸(品種)ウングイスピナム (短刺天平丸)     SL 44b )






2018.02.10 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |