ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ

G. friedrichii v. albiflorum 
(= G. stenopleurum [AGG])
(= G. stenopleurum [G. Charles])

写真は ピルツ種子実生の、
G. friedrichii v. albiflorum(白花牡丹玉) HU 314 です。
HU 314 の実生の中で、最も綿毛の多いタイプです。
白い花と赤い果実をつけています。

G. friedrichii (牡丹玉) に比べると少し大型です。
古くなって柱状になっていましたが、
今春胴切りして発根させ、短くしました。

この種はG. friedrichii v. albiflorum(白花牡丹玉)
とされていましたが、その後 AGG はこの種を
G. stenopleurum(ステノプレウラム)と同種 としています。

パラグアイのギムノに詳しいV. Schaedlicih(シェードリヒ)氏
の G. friedrich, G. stenopleurum に関する最近のレポートでは、
G. stenopleurum(ステノプレウラム)の産地は
パラグアイの Cerro Leon で、
この HU 314 の産地とは大きく離れています。
この辺りの分類もよくわからないところがあります。




Sany0103--friedrichii v albiflorum--HU 314--
Gymnocalycium friedrichii v. albiflorum  HU 314
Posto Nueva Asuncion, Nueva Asuncion, Paraguay
(Piltz seed 3288)
( 白花牡丹玉 HU 314 )



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2017.10.17 09:00 | Terminalia(瑞雲丸・麗蛇丸他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

写真は、G. cardenasianum ( 光琳玉 ) JO 604
の実生苗です。
原種の光琳玉は余り見かけません。

G. cardenasianum(光琳玉)はギムノの人気種で、
いろんなタイプが市場に出廻っています。
強刺の選抜品が品評会にもよく出品されます。

G. cardenasianum は、1953 年に F. Ritter 氏により
ボリビアの Carrizal(カリザル)で発見され、
FR 88 の FN (フィールドNo.)で、ドイツのウィンター商会
より発表されたものです。

G. bayrianum ( バイリアナム ), G. spegazzinii ( 天平丸 )
に近い種です。
亜種に ssp. armatum ( アルマツㇺ )があります。

ボリビアの 2500m前後の高地に産します。 






Sany0048--cardenasianum--JO 604--3 km south of Carrizal 2550 m bolivia--Bercht seed 2714 (2014)
Gymnocalycium cardenasianum       JO 604
3km south of Carrizal,  2550m, Bolivia
( Bercht seed 2714 (2014))
( 光琳玉        JO 604  )








2017.10.15 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. ochoterenae v. polygonum
(= G. ochoterenae [AGG])

以前に G. ochoterenae(武勲丸) の変種とされていた
v. polygonum, v. varispinum, v. tenuispinum は、
今では基準種の変異の中に含まれるとして、
G. ochoterenae と同種とされています。

自生地では同じ地域に 基準種とこれらのタイプが
混ざって生えているそうです。

Backeberg(バッケベルグ)の時代では、
産地の情報が十分に伝えられず、
これらを変種としたのもやむを得なかったかと思われます。

この v. polygonum(ポリゴナム )については、
刺の長短、多少などいろんなタイプがありました。

写真は特に人気のあった短曲刺のタイプです。
最初の三点が同じ系統です。
最後の二点は別の系統で、最近見かけなくなったタイプです。



Sany0052--polygonum--ex Matsumra--mishou 2013
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )





Sany0172--polygonum--ex Matumura
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )




Sany0045--ochoterenae v polygonum--ex matumura mishou
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )




02110901-polygonum.jpg
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )




01111101-polygonum.jpg
Gymnocalycium ochoterenae v. polygonum
( 武勲丸(変種)ポリゴナム     (旧来品) )









2017.10.13 09:00 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
G. bozsingianum
(= G. castellanosii [AGG])
(= G. castellanosii [G. Charles])
(= G. castellanosii ssp. bozsingianum )

1961年にウーリッヒから販売されたのが最初とされ、
古くから (ボズシンギアナム ) として流通しています。

G. castellanosii (剣魔玉) に近い種で、
AGG はその亜種としていたのですが、
最近の分類表ではG. castellanosii (剣魔玉) に
含めています。

G. Charles の本も、G. castellanosii (剣魔玉)
の一タイプとしています。

刺はほぼ直刺で、中刺がなく、
大抵胴体から突き出します。
La Rioja (ラリオハ)州に産します。





171005--Sany0112--castellanosii v bozsingianum--P 205--ex Uhlig (2007)
Gymnocalycium bozsingianum         P 205
Chepes Viejo, La Rioja, Arg, 700 m
((ex) Uhlig)
( ボズシンギアナム            P 205 )





2017.10.11 09:30 | Castellanosiana(剣魔玉他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

G. hamatum [ AGG ]
(= G. marsoneri ssp. megatae [ G. Charles ] )


G. hamatum ( ハマツム ) はメガタエ系で、
古くからつくられています。

G. megatae(メガタエ)の系統は、
単幹で仔吹きせず、円盤状に成長し、
径15~20㎝くらいまで大きくなります。

肩部から側面に白い花がつき、果実は赤紫色です。

写真はG. hamatum VoS 03-067 で、
Volker Schaedlich 氏のFN です。

ボリビアの Tarija(タリハ)地区、木の根や枯れ枝、
草の散在する泥の多い平地に自生します。

ハマツムはカギ刺のギムノで知られていますが、
メガタエ系は一般にカギ刺の出ることが多いようです。
二枚目の写真は刺を拡大しています。




Sany0063--hamatum--VoS 03-067--VoS seed(2010)
Sany0063cc--hamatum--VoS.jpg
Gymnocalycium hamatum    VoS 03 - 067
Palos Blancos, east  Tarija  864m,  Bolivia
(V. Schaedlich seed (2010))
( ハマツム         VoS 03 - 067 )






2017.10.09 09:00 | Schickendantziana(波光竜他) | トラックバック(-) | コメント(2) |