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ギムノ   フォト プロムナード

  ギムノカリキウム属  ーーー  原種ギムノの写真とメモ


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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属各種の種子を入手し、その実生育成に注力して
います。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。 なお、ホームページにギムノ全種の
写真一覧がありますので、適宜ご利用ください。

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Gymnocalycium pflanzii v. paraguayense [ AGG]


写真は 天賜玉(変種)パラグアイエンセ です。
2011年の実生で、もう8年になります。

G. pflanzii ( 天賜玉 )の基準種はボリビア産ですが、
亜種、変種として、
アルゼンチン産の ssp. argentinense(アルゼンティネンセ)、
ボリビアの高地産の ssp. dorisiae(ドリシアエ)、
パラグアイ産の v. paraguayens
 e(パラグアイエンセ)
があります。

v. paraguayens e(パラグアイエンセ)は
ボリビアの基準種の産地から大きく離れて、
パラグアイ東部に産します。
到達困難な土地とされています。

基準種と外観上の大きな差異はないようですが、
大抵真っ直ぐで、硬い刺、
常に存在する中刺があげられてはいます。
手元にある基準種と、この実生苗を比較するところでは、
差異ははっきりしません。

このピルツ種子実生は、FNがついておらず、
産地名がありますが、地図で確認できず、
少し疑問はあります。
ただこの苗は刺が太いように思います。

V. Schaedrich 氏の今年の種子で、
G. pflanzii v. paraguayense VoS 01-008
の実生をしていますが、3つ発芽して、
半年でまだ径2mmくらいで、ほとんど成長しておらず、
先行き心もとない状況です。
G. pflanzii の系統はギムノの中でも、種子が最も小さく、、
苦労します。


191102--DSC_3629---pflanzii v paraguayense--Pilcomayo Paraguay--Piltz seed 1123(2011)
191102--DSC_3627--pflanzii v paraguayense--piltz seed
Gymnocalycium pflanzii v. paraguayense     
Pilcomayo,  Paraguay
( Piltz seed 1123 (2011))

( 天賜玉 ( 変種 ) パラグアイエンセ    (ピルツ種子1123 実生 ))






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2019.11.10 10:53 | Microsemineum(紅蛇・天平他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属各種の種子を入手し、その実生育成に注力して
います。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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G. basiatrum [AGG(2013~)]
(= G. bodenbenderianum [AGG(~2013)])
(= G. bodenbenderianum [G. Charles(2008)])

本日は、先日の怪竜丸( G. basiatrum )に続いて、
原種のG. basiatrum ( バシアトラム )の写真を
まとめました。

前回の説明のとおり、以前は
G. bodenbenderianum(ボデンベンデリアナム)
とされていた種です。
アルゼンチンのラリオハ州南部に産します。



160806--Sany0086--bodenbenderianum--P 206--Ulapes LR 500m--ex Eden LB 14907(2008)
Gymnocalycium basiatrum      P 206
Ulapes, La Rioja, 500m, Arg.
(ex) Eden )
( ギムノカリキウム属 バシアトラム    P 206 )




191028--DSC_3539--basiatrum--p 216--Piltz seed
Gymnocalycium basiatrum      P 216
El Cienago, La Rioja,  Argentina
( Piltz seed 4303)
( ギムノカリキウム属 バシアトラム    P 216 )




191028--DSC_3572--bodenbenderianum--STO 209--Ulapes 550m--Bercht seed 1361 (2008) 
Gymnocalycium basiatrum      P 209
Ulapes, La Rioja, 550m, Argentina
( Bercht seed 1361(2008) )
( ギムノカリキウム属 バシアトラム    P 209 )


191028--DSC_3570--bodenbenderianum--LB 4380--5km E of Corral de Issac LR--Bercht seed 2481 (2014)
Gymnocalycium basiatrum      LB 4380
5km east of Corral de Isaac, La Rioja, 522m, Argentina
( Bercht seed 2481(2014) )
( ギムノカリキウム属 バシアトラム   LB 4380 )

191028--DSC_3567--bodenbenderianum--HV 707--Ulapes LR--Bercht seed 2479(2014)

Gymnocalycium basiatrum      HV 707
Ulapes, La Rioja, 522m, Argentina
( Bercht seed 2479(2014) )
( ギムノカリキウム属 バシアトラム   HV 707 )



191028--DSC_3574--bodenbenderianum--STO 506--Jecminek seed 0-2491-D 
Gymnocalycium basiatrum      STO 506
west of Ambil, La Rioja, Argentina
( J.Jecminek seed 0-2491-D)
( ギムノカリキウム属 バシアトラム   STO 506 )








2019.11.08 10:02 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属各種の種子を入手し、その実生育成に注力して
います。これらの原種ギムノを中心にして、ギムノ全般の栽培品の近況を
紹介して行きたいと思います。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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G. basiatrum [AGG(2013~)]
(= G. bodenbenderianum [AGG(~2013)])
(= G. bodenbenderianum [G. Charles(2008)])

本日は旧来品の怪竜丸です。
古くから代表的なギムノのとして人気があり、
よくつくられています。

怪竜丸は 
G. bodenbenderianum として 輸入されたもので、
古い(シャボテン誌)に原地球の写真が
この名称と共に出ています。

学名は 
G. bodenbenderianum とされてきましたが、
長年の論争に結論が出たようで、
2013 年に変更され、
現在は G. basiatrum (バシアトラム) とされています。

もっとも趣味栽培の場では、G. bodenbenderianum の名称も
残っており、二つのの名前が使われています。
Eden Plants, Milenaudisi oなど実生小苗の販売業者は
 G. basiatrum (バシアトラム) に変えています。



次の写真の怪竜丸は現在径11㎝です。
だいぶ大きくなって目立ちませんが、
これで刺の強い方です。
この種はあまり仔を出さないのですが、
これは3つの仔が出ています。
191027--DSC_3542--kairyuu maru--ex kikakusha
191026--DSC_3543--kairyuu--.jpg
Gymnocalycium basiatrum
 ( ギムノカリキウム属 怪竜丸    [旧来品] )



次の怪竜丸は径12㎝になります。
稜の多いタイプで、現在19稜あります。
また根元が黒い刺が一般的ですが、
これは根元から先端まで黒い刺です。

191106--DSC_3657--kairyuu--ex kobayashi(2014)
191106--DSC_3658--kairyuu--ex kobayashi

Gymnocalycium basiatrum
 ( ギムノカリキウム属 怪竜丸    [旧来品] )





次の怪竜丸は、まだ径7㎝ですが、
こちらの栽培品の中では一番の強刺で、
期待しているものです。

191104--DSC_3649--kairyuu--ex mrk
Gymnocalycium basiatrum
 ( ギムノカリキウム属 怪竜丸    [旧来品] )



次の怪竜丸も強刺を期待しているものですが、
まだ小さく、径5cmでわかりません。

191104--DSC_3644--kairyuu--ex ooshi
Gymnocalycium basiatrum
 ( ギムノカリキウム属 怪竜丸    [旧来品] )


次の怪竜丸は刺の先の方が白いのが目立つタイプです。


国内の実生品です。




191104--DSC_3640--kairyuu--ex coron
Gymnocalycium basiatrum
 ( ギムノカリキウム属 怪竜丸    [旧来品] )







2019.11.06 10:12 | Pileisperma(竜頭・守殿・怪竜他) | トラックバック(-) | コメント(0) |

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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属各種の種子を入手し、その実生育成に注力して
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Gymnocalycium uruguayense [ AGG ]


ウルグアイエンセの花が咲きました。

ウルグアイエンセは早春の花で、
3月末から4月初めが花の時期ですが、
この晩秋の頃にもぽつぽつ咲いています。

G. uruguayense(ウルグアイエンセ) は、国内では
原子玉、元刺玉、聖姿玉、ウルグアイエンセの名称で
流通しています。

この種はウルグアイの産で、ほとんどが黄花ですが、
産地の一部の地域で白花、淡ピンク花が出ます。

ギムノの黄花は、この
ウルグアイエンセの系統と、
黄蛇丸です。どちらも早春が主な開花期です。


この株はこちらの栽培品の中では刺の太い方です。
ヨーロッパの栽培品にはずいぶん強い刺のものが見られますが、
入手できていません。




191103--DSC_3633--urguayense--MM 233--ex Eden 15224  
191103--DSC_3632--urguayense--MM233-ex Eden
Gymnocalycium  uruguayense     MM 233
east of Topador,  Uruguay
((ex) Eden)
(  ギムノカリキウム属 ウルグアイエンセ        MM 233 )
 



2019.11.04 09:30 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |
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主として、フィールドNo. のついた、産地情報のある、由来の明確な、
サボテン科 ギムノカリキウム属各種の種子を入手し、その実生育成に注力して
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紹介して行きたいと思います。
なお、ホームページにギムノ全種の写真一覧がありますので、参考にしてください。
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本日は久々に天王丸を取り上げました。
写真は、和歌山の著名な栽培家であった島村貞吉氏の名を
冠する(島村天王丸)です。

天王丸は古くからよく栽培されてきた種ですが、
由来が不明です。
産地から入る原種にも、ヨーロッパの古くからの栽培品の中にも、
これに該当する種が見当たりません。

国内で学名として G. denudatum v. argentinense
が当てられており、この名称で入ったものと思いますが、
分類関係の文献にこの名称は現在用いられていません。

明らかにG. denudatum (デヌーダタム)に近い種ですが、
この系統はブラジル産がほとんどです。
アルゼンチン産は一種だけで、
G. angelae (アンゲラエ)がありますが、
全く似ていません。

G. denudatum (デヌーダタム)に対しては、
花首が短いこと、種子が非常に大きいこと、
古くなると胴体がかなり大きくなること、
根際の地中から仔吹きすること、
などが違いとして挙げられます。

G. denudatum (デヌーダタム)と同様に、
刺座の下のこぶ隆起が少なく、
刺座の間の横溝もほとんどありません。








191102--DSC_3603--shimamura tennou--ex kameyama
191102--DSC_3605--tennoumaru--shmamura tenou--ex kameyama
Gymnocalycium denudatum aff.     (tennou-maru)
( ギムノカリキウム属 天王丸(島村天王丸)   (旧来品) )




2019.11.03 09:00 | Macrosemineum(デヌダタム他) | トラックバック(-) | コメント(0) |